大人のおけいこクラブ第39回報告~「気になる更年期」2018年9/2開催

これまでも過去2回、「女性ホルモン」をテーマにして開催してきましたが
今回は対象をぐぐっと絞って、テーマは「更年期」
39才からアラカンの方まで、22名の女子に参加していただきました。

 

更年期というのは
閉経を境にした前後の5年間、合計10年間をいいます。
 
閉経の平均年齢が50才とすると
45才~55才がその方の更年期となるわけですが、
男性ホルモンがゆるやかーに減るのに比べ
女性ホルモンは、ほんとにガクンと減ります。
 
排卵しなくなった卵巣に指令をだす脳の視床下部がパニックを起こし、
「どうしたんだ、排卵するんだよ~」と若干ヒステリー気味に指令を出すのが更年期。
 
視床下部というところは、自律神経の司令塔でもあるので
自律神経失調症のようなさまざまな症状が出てくるわけでございます。

 

 

講師は、ハッピーバース研究会の代表、多田まゆみ先生。
助産師さんです。

 

いやー、ほんとにわかりやすい話でした。

クイズからスタート
「子宮の大きさは?」

ちなみにレモンは筋腫がある人サイズだそうで、小さめのピーマンが正解。

「卵巣の大きさは?」

閉経すると、子宮や卵巣の大きさも小さくなるんだそうです。

体って、凄いですね。
 
 
「卵子の数がいちばん多い時期は?」

なんとこれは胎児の時。
つまりお母さんのお腹にいる時なんですって~。
 
ですので、妊娠中のお母さんのお腹にいる子がもし女の子だとすると
それは3世代の命が(お母さん、赤ちゃん、赤ちゃんのなかの卵子)ある状態。

「命を継ぐって素敵~」

という話も織り交ぜながら、お話されていきます。

 

さて、、更年期の話し。

数の上でよくある更年期症状は
「ホットフラッシュ」「冷え」「不眠」だそうです。
 
そして、女性のなんと9割が
何らかの更年期症状がある(自覚している)
9割の人が、自覚症状あるということなので
本来は、もっともっとオープンに更年期について語れるようにならなきゃいけないんですよね。
 
 
そして、この日、私がもっとも印象に残った言葉がこちらです。

「更年期」の「更」は、あらたまる、変えるの意味。

The turn  change of life
次の新しいステージへ更新する期間


そして、セミナー終了後は、北ホテル特製の薬膳ランチ


 
 
私は、おそらく更年期後期にいるような気がします。
 
 
これまで、「自分には更年期はないもの!」と思ってきましたが
今年の上半期、不眠からくる体の不調に悩まされました。
 

ただし、それは見方を変えれば
多田先生おっしゃるように
「次の新しいステージへ更新する時間」

気力だけでは、もう無茶がきかないよ
ということを体が教えてくれたのかもしれません。
 
 
更年期のつらい症状は、いつか時期がくれば必ず終わります。
 

今の症状は「身体のサインに耳を傾けて」というサインなのだし
これからは子どものことを第一優先ではなく
自分自身を第一優先に考えていっていい、
場合によっては、仕事の仕方も変えていいという
何か「ひと呼吸おいて考える」時期なのかもと
 
少し、前向きに更年期をとらえる気持ちになりました。

 
 
そして、本当はこういう女性の体の話を、男性にも知っておいてもらわなければいけないなあとも思います。
 
来年、できるかな・・?
女性が働きやすい世の中、のためにも、検討課題にしておきます。

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大人のおけいこクラブ第38回報告~「はじめての資産運用」2018年6/10開催

今回のテーマは
「超初心者向けの資産運用Cafe」

講師は
㈱ヘブンリー・ブルーの島崎崇さん
がんがんにセールスされても困るので
証券会社や銀行に属さないFPの方にお願いしました。
資料が「全部で15ページ」もあります!
この他にも別資料があるのです。

「そもそも銀行の普通預金と、金融商品といわれるものの
お金の増え方は違うんですよ」
ということで
単利と福利の違いから 教えていただきました。

今回、私たちのリクエストは
「少額投資」「節税対策」の商品ということで
「NISA」「積立NISA」「iDeCo(イデコ)」についても解説していただきました。。

 
 

銀行の普通預金の利息ですら

20.315%の税金がかかっているということを初めて理解した私は
昨日の参加者13名の中でもいちばん無知だったと思います。

 

その無知な私が、理解した内容とは
せいぜいがこの程度ですが

 
 

・iDeCo(イデコ)は60才までおろせない→年金だもんね。
・iDeCo(イデコ)は非課税のほか、所得控除もされる
・iDeCo(イデコ)は職業や立場によって月々の上限が異なる
・つみたてNISAは金融庁が許可した145???の商品のみ
・NISA、つみたてNISAはいつでもおろせる。
・NISAは投資の上限が年間120万の最大5年、
つみたてNISAは年間40万の20年間(最大800万】まで非課税

 
 

何せ、投資信託の商品は今や6000もあるらしいです。

実際に、株やNISA、投資信託をやっているという方もちらほらいてその後の、質疑応答も白熱しておりました。

 

 
 

というわけで
「シトロンさんのシフォンケーキにつられてきました!」
という方も、前のめりになって聞いた資産運用Cafe。

 
 
こちら、セミナー終了後のシトロンさんシフォンケーキです。

 
右端に映っているかわいいアンヨは
3か月の赤ちゃんのアンヨよ~

そして「食いかけですが・・」と参加者のMさんが送ってくれたた画像もおもしろいので、載せときマース。
 

 
 

あれから、6か月。
食いついて、質問していた皆様、何か始めてみましたか?
それとも普通預金の通帳眺めていますか?

 

 

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復興支援チャリティイベント~6/6に田野畑村・普代村へ寄付金を届けてきました。

 

今回、お渡しした寄付金は下記の通りです。
 

田野畑小学校へ60,000円
田野畑中学校へ60,000円
田野畑村スポーツ少年団へ40,000円(4団体へ各1万ずつ)
普代小学校へ60,000円
普代中学校へ60,000円
普代スポーツ少年団(教育委員会)へ30,000円(3団体へ各1万ずつ)
の2市町村6団体へ 合計 310,000円です。
※うち 150,000円は、浜松市の「tetote」実行委員会からの寄付金です。

 
 

まず田野畑村へ
教育委員会の方に準備していただき、
8回目にして初、「贈呈式」なるものを用意していただきました。
教育長、村の広報もスタンバイという大がかりなもの。

 

会場は、アズビィホールという場所で
震災直後は避難所となった場所だそうです。
決して広いとはいえない校庭にも仮設住宅が建っていたのだと聞きました。

 

田野畑村ではちょうど震災が起きる1年前に
6つあった小学校を1つに統合し、高台にある町役場の隣に移転したそうです。

 

「6つあった小学校のうち、2つは確実に流された。統合が1年後だったらと思うと・・・」

 
現在の小学1年生は、2011年の震災後生まれ。

 

震災の実体験をもたない子どもたちが増えているため
小学校5年生のときに「語り部学習」をいれ、いかに伝えていくか
を大事にしているそうです。

こちら贈呈式後の記念写真

 

 

また、「田野畑村では実は泳ぐとこがないんだよ」という話を聞き、
贈呈式のあと、海岸の島越や羅賀へ行ってみました。
(小中ともプールがなく、岩泉や普代の海洋センターへ行っているそうです)

 

 

旧島越駅の昔と今。駅の前は海水浴場だったところです。
<震災前>


<震災後>現在は水門工事中

島越から羅賀へ移動。
その道中も、防潮堤工事だらけです。

 


羅賀荘にも3階まで水がきたそうです。

 

とにかく、浜がなくなった・・という印象です。

 

観光を考えれば海の景色は残したい
命を最優先を考えれば高い防潮堤を作るしかない。

 

「羅賀荘からと机浜番屋群からしか海は見えなくなるんでないかな」という
贈呈式で聞いた言葉が響く光景でした。

 
そして、普代村へ
震災で被災した岩手の12市町村のうち、ここ普代村は
死者ゼロだった村です。

 

その「普代の奇跡」を作ったのが、この普代水門
高さ15.5M 幅205M
1984年に完成し、費用は35億。
(正直いって、「思ったより小さい」印象でしたが
この水門が命を守ったのです)

 

震災発生時、遠隔操作が停電できかなくなり
久慈消防署普代分署の3人の消防士が手動で水門をしめたそうです。


しかし、この水門と中と外では、天と地
こちらは当時の広報に掲載されている太田名部漁港の様子

そして、この水門から、わずか100mの距離に普代小学校があります。
水門との距離が、あまりにも近く、驚きました。



隣の普代中学校へ

 

この普代中学校で、私たちは、大変貴重な経験をすることができました。
避難場所である三陸自動車道路にご案内していただいたのです。

 

普代小、中学校では毎年4月に
小学生105名、中学生56名全員で
自動車道路へあがる避難訓練をしているそうです。

 

校庭を抜けて裏山へ

笑顔で先導してくださる角掛校長

 


非常時はここを破って避難します。

今は、鍵をあけていただいて中へ

階段が108段

階段を上がると、高速道路の真横に広い空き地が確保されています。
ここが、非常時の第一避難所だそうです。
参考までに、津波注意報発令でここまで避難することになっているそうです。

 

「150人入ったら満杯になっちゃいますね」

 

今年4月の避難訓練では
全員が約7分でここまで避難することができたそうです。
「小学校1年生には、つらい距離ではないですか?」とお聞きすると
「中学生がきちんと世話をしますから」
とのこと。

 

通称「釜石の奇跡」でも同様の話を聞きましたが、

やはり日頃の訓練があってこそなんだと思いました。

 

そして、この日、1日、何度も聞いた言葉は

「まずは、命が大事ですから」

 

特に、大船渡で実際に被災している角掛校長の話は
ひとことひとこと重みがあり、
風化させないっていうのは、やはり実体験のある人の話を
聞くことなんだなと思いました。

 

その後、普代のスポ少を管轄する普代村教育委員会へも行ってきました。

 

 

これまで人的被害のなかった普代村の情報は
同じ岩手県人でもあまり入ってきていませんでしたが
今回、貴重な話と体験をすることができました。
あらためて、御礼申し上げます。

 

 

そして、いわて負けるもんかプロジェクトは
おかげさまで、
9市町の32団体へ1,782,000円の寄付をすることができました。
これまでの活動はこちらです
https://www.jyosi100.com/novia/activities/

 

朝ドラで「生きていればこそ、希望がある」というセリフを聞きましたが
この日、何度も聞いた「命が大事ですから」という言葉とリンクします。
元気な子どもたちの声は、いつの時代も「希望」です。

 

そして、震災を知らない世代へどう語り継ぐのかという
復興教育も次の時代へ入ってきているなというのを肌で感じて帰ってきました。

 

 

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復興支援チャリティイベント~5/3は盛岡大通へ行こう2018

本来ならば5月にやったことは5月中にUPしなければならないものを
ブログを頼りに年末になって一挙掲載しています。

 

とある番組で
「平成30年間は戦争はなかったけれども災害の多い時代でした」

とアナウンサーがコメントしてましたが
こうして2018年を振り返ると、たしかに天気に左右された感じがあります。

 

この8回目となるチャリティイベントも

天気予報を見ながら、無事開催できるのかどうか、本当に心配しました。

ひとことでいうなら

「雨ニモマケズ」 

 

これに尽きます。

 

 

「1日中、雨の予報」で
予定していた音楽、パフォ-マンス部門も中止、、
そして56店の予定だった出店者数も27に。

 

しかし、前日の天気予報は「昼から雨は降らない」
本来は、歩行者天国の路上でやるはずだった出店を
半アーケードの、雨に比較的ぬれない場所を確保しなおしました。

 

寒いなか、がんばってくれた27の出店者さんには感謝しかありません。

 

フリマブース

元気に「耳つぼほぐし」の「心(み)ココロ★」さん

高松にあるインドレストランカバブさん


バリの雑貨を持って出店してくれたヒジャウさん

あかちゃんギフト専門店hugMeeさん

手相占いの「婚活パートナー」さん

株式会社ベアーさん

田屋果樹園さん

今回、初出店の方

沿岸の障害者施設で作った食品を出店してくれた社会福祉協議会さん

雨のなかでも凛と立つポーラさん

アロマオイルとマッサージのピュアドリームさん

姿勢専科KCSセンター盛岡南さん

田野畑村から画家の佐々木琢磨さん

ほぼ毎年出店してきださるオネットさん

いわいずみ炭鉱ホルモン鍋発掘隊のみなさんは昨年に続いて出店

こちらも初出店です

ほんとに寒い中
みなさん、頑張っていただきました!

本部前はこんな感じで、仙北町の女将?ががっつり守ります

実行委員

当日、配布する1000部のクーポン付ちらしを必死で手渡しするY実行委員

 

そして、寒いなか、足を運んでくれたお客様、本当にありがとうございます。
おそらく人出としては、昨年の1/3ぐらいかと思いますが
声をかけていただき、力になりました!

 

1昨年も来てくれた双子ちゃんは今年は歩いてた~!

青森から秋田観光の途中で来てくれたご夫妻も!

 

 

 

この「5/3は盛岡大通へ行こう」は

震災のあった2011年から開始しているチャリティイベントで

岩手県内で被災した沿岸の全市町村へ寄付することにしています。

 

過去6回の開催で
7市町村の26団体へ1,472,000円を寄付してきました。

 
さて出店者数が激減した今回
果たしていくら寄付できるのだろうか?と危惧していましたが
広告協賛金と寄付金に助けられました。

 
というわけで
出店料 27店  74,100円
広告協賛金 25店  50,000円

<寄付金>
いわて復興エイド基金  30,000円
仙北町の小さなひな祭り 30,000円
他寄付金           21,981円
(出店者の方の売上からの寄付・街頭募金他)

 

合計 206.081円ものお金が集まりました!
第1回目の出店者の方が転勤先の浜松で
同様のイベントを開いてくださっており
浜松tetote実行委員会からも150,000円の寄付をお預かりしました。

 
6月初旬に
田野畑村の小中学校、普代村の小中学校、
さらに田野畑村、普代村のスポーツ少年団7団体へ寄付してきます。

 

雨と戦い
苦労の多かった分、いろいろな意味で思い出となるであろう8回目の開催。
たくさんの応援してくれた方々に感謝です。

<8回目にして初めて撮った実行委員の記念写真>

 

 

そして、2019年の年があけたら
またこの「5/3は盛岡大通へ行こう」の準備が始まります。
あと2回。2019年は県北では大変、被害が大きかった野田村へ寄付する予定です。

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川上徹也氏新作出版記念講演会~2018年3/2開催

この本、タイトルがとても長いのです。

 

しかし、長いのはタイトルだけではなかった。

いや~、朝から気をもみました。

 

なぜかといえば天気!

 

3/2といういつもなら春のドカ雪しか降らないような時に
「ホワイトアウトか!」という荒れ模様で

新幹線は「一関から新青森まで運転見合わせ」

高速道路も視界不良でダメ。
講師の川上先生がまず来れるのか?に気をもみました。
が、10時過ぎに新幹線が動きだし
川上先生も「3時間遅れで到着した新幹線に偶然乗れた」ということで
予定時刻より早く盛岡着。

 

しかし、そのあと、JRのダイヤが乱れに乱れ、担当編集者さんは大幅遅刻したことを思えば川上先生が無事に着いたことが奇跡でした。

 

次に参加者の方々が来てくれるか?ということ。

 

それでも30名の申込中、22名の方々が来てくださいました。
というわけで、無事にスタートした時は
なんだか膝から下の力がへなへなと抜けていくようでした。

 

さて、肝心の講演会はというと

「商品やサービスを変えずに、売り方を変えたらヒットしたものが世の中にはあるんです」

という内容でした。

 

 

何をどう変えるの?というと5W2Hを変えてみる 

①WHAT「ウリ」②売る時間③売る場所④売る人⑤売る値段⑥売る方法⑦売る目的

 

この本にもたくさんの例がありますが
今や、トイレットペーパーの芯さえ、メルカリで売れる時代ですものね。

 

講演では
参加者の方から「スピーカーを売りたい」という声があがり
この「5W2H」で皆で考えてみるというワークショップもありました。

 

寝具売り場で売ったら?という斬新な意見がでたりして、

この5W2Hを変えてみるというのは

社内会議や、一般消費者もいれたグループインタビューにも使えるかもしれないなあと

思いながら聞いておりました。

 
そして、後半
川上先生が実際に手がけた事例を聞きました。

 

大阪にある運送会社の企業理念を手掛けたときに
社長の「俺、運だけはいいんだよ」というひとことをヒントに

「荷物を運ぶ 運を送る」を思いついたそうな。

実際に広告で見ると、中の2文字が「運送」となっていました。

 
そして、最後に
「売り手に「熱」がなければ人は買いません」
そうなのです!

 

この出版記念講演会で著者をお招きするのも
作家の熱をそのまま伝えたいからなんです!!
・・・・とこれは、正直いって後付けですが。

ともかくも
あんな地吹雪のなか、

無事に、講演会が終了したという安堵感で
今となっては本の内容がさっぱり思い出せない私でした。

 

年末年始にまた読んでみようかと思います。

 

お買い上げ希望の方は、さわや書店さんでお求めくださいね。

 

 

 

 

 

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