ゲームといえば子どもが背を丸めてピコピコ、、
そういう「孤独」とか「オタク」のイメージとは
サヨナラしなきゃいけないなあ~とまず思った。
今や、eスポーツの競技人口は、
世界中で1憶3000万人といわれ、これはほぼアジアとアメリカに限定される野球人口の約4倍。
さらに、オンラインや大会を通じてこれを見ている観客数は3憶8000万人いるそうだ。
世界最大の大会は、今年の7月末に
テニスの全米オープン決勝が行われるアーサー・アッシュ・スタジアムで行われ、
優勝したのは16才、3憶円以上の賞金を手にしたらしい。
ちなみにこのスタジアム、2万人以上が観戦できる。
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20190729001042.html
とはいえ、私のようなゲーム音痴には
eスポーツといっても、「何だろう?ゲーム大会と何が違うの?」の世界。
岩手eスポーツ協会理事の柘植さんは
「ゲーム大会は、ゲームする人と主催者だけの世界ですが
eスポーツは選手の対戦を見ている観客がいて、
さらに大会の様子はネットやTVを使って配信され、それを視聴する人がいる」
つまり、ラグビーやサッカーや野球という
私たちが
スポーツと聞いて思う浮かべる競技と同じ構図らしい。
日本で、eスポーツという言葉が
認知されるようになってきたのは、ここ2.3年のことだろうと思う。
2018年に「eスポーツ連合」という組織が設立し、
協会として、プロライセンスを認定しているのは下記の11種目
私はこれ見ただけでお手上げ状態だったのだが、
そう悲観する必要もないらしく、
参加者11名のなかでも全部をわかる人はいなかった。
ちなみに日本にeスポーツのプロチームはどのぐらいあるの?
と思い、調べてみたけどよくわからない。
こちらのサイトでは
日々増えているので更新中とのことだが
最近では、プロ野球の各球団やサッカーのJ1、J2、変わったところでは
ヨシモト、日本テレビという企業内でプロチームを作り、
報酬を支払っているらしい。
他にも、eスポーツでお金を稼げる分野は確実に広がっており
専門学校で、eスポーツ科が出来ている。
ここを卒業して何になるのか?というと
プロゲーマー/プロチームアナリスト/プロチームコーチ/e-sports実況者/イベント ディレクター・プロデューサー/審判/e-sports
など。
プロゲーマーだけが職業ではないのだ。
一方、
群馬県の障がい者施設では、重度の障がい者が
仕事としてプロゲーマーを目指すための養成所が出来ている。
https://www.yomiuri.co.jp/sports/para-sports/news/20181012-OYT1T50006/
ひゃあ、これなんか、もっともっと各地で出来てほしい。
障がい者がプロになり、健常者を倒すところは
単純に見てみたい。
もしテレビで健常者VS障がい者の対戦をやってくれたら
私は確実に見る。
ハンディキャップなしに戦える可能性が国体種目として支持されたのか
今年の茨城国体の種目として、eスポーツが採用された
このなかのウイニングイレブンに岩手県代表として出場する
IeSAより橋場選手に、その秘技を披露してもらった。
出典 スタンダード7.8月号
あっという間に6-0になった。
国体では
3人1組でチームを作るため、毎日、23時から3時間ぐらい戦略や連携を練習中だという。
これは、まさに競技スポーツそのものだ。
橋場さん、今週末に競技があるそうなので
頑張ってくれぃ。
今回のeスポーツ入門
主催者なのに一番のゲーム音痴の私、
途中の質疑応答では、質問があまりにマニアックすぎて卒倒しそうになったのだが
それでも
eスポーツというのが、随分と裾野が広がりそうな臭いは感じた。
入門なんだからそれでいいのだ。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
▼帰りに参加者の方が「協会のパンフレットありますか?」
と聞いたら、このポスターを渡されて爆笑