ほんとうに1年近くたっているの?と愕然としました。
とくに安家地区。
復興というより、街の再生なのかな?
できるだけ、集約したい行政の本音と代々そこに住んできた人との思いもあり、
時間がかかります。
(2017年12/31つぶやき)
チャリティイベント「5/3は盛岡大通りへ行こう」の寄付金をお渡しに
6/7 岩泉町へ行ってきました。
岩泉町は、
東日本大震災では、海に面した小本地区が被災し、
そして、昨年の台風10号では、岩泉町全域が被災。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160907_33015.html
この全域というのがまた本当に広い!
992.4k㎡で、本州一広い町で、
東京23区+横浜市とほぼ同じ。
もしくは、香川県のほぼ半分・・・
というのだけど、これだけではピンとこない。
東西に51キロ
南北に41キロ
車で走ってみて、
その広さがはじめて実感できる。
盛岡から1時間で岩泉町へ入るが、
そこからさらに1時間走ってもまだ岩泉町だ。
全半壊した家屋 700以上
欠損した道路は1035、梁16、
被害総額400億
私達がニュースでよく見たのは
入居者9名が亡くなったグループホームのある場所や
すぐ隣にある道の駅
けれど、あの場所は、岩泉町のほんの一部だということが
行ってみてわかる。
3/19に再開した龍泉洞
昨年の岩手国体で野球の開催会場だったはずの楽天球場はこの通り
岩泉の中心地から車で北へ30分
安家地区にも行ってみた。
9か月後とは思えない景色・・・・。
岩泉町は
岩泉・小川・小本・大川・有芸・安家と6地区に分かれているそうで
この日、私達が見たのは
3地区
この広い地域の
いったいどう優先順位をつけて
復旧させるのか?
ほんとにほんとにまだまだ、
基幹道路以外は、道路や橋もまだまだこのような仮設です。
▼寄付をお渡ししてきました。
岩泉町への義援金として10万円
▼岩泉高校へ10万円
仮設住宅から通っている生徒が2名いるそうだ
▼そして岩泉スポーツ少年団へ12万
▼17時から練習していた子供たちと記念撮影
「グロ-ブ買ってもらえるかな?」とひそひそ話す子どもたちの
反応がなんともかわいい。
震災後
「これが東京の銀座でおこったことだったら
もうとっくの昔に復旧してるよね」
という意味の発言を聞いたし、言った。
人口が少ない地域は
後回しにされてしまうのか?
それは仕方ないことなのか・・
震災の復興と重ねあわせて
いろいろ考えさせられました。