タイトルは「マツコの知らない~」の完全パクリです。
テレビ「プレバト」の俳句コーナー好きの私、かねてから初心者向けの俳句講座をやりたいと思っておりました。
とはいえ、「作る」となると0から1にいくのはなかなか勇気がいるもの、
そこで番組でいう「この句の評価のポイント」を解説してもらうような鑑賞の会をまずやってみようと。
講師をお願いしたのはこの方です!
実をいうと戸舘さんと初対面したのは10年前の陸前高田なんです。
まさか10年後に「俳句の件でご依頼するようになるとは、、、」
↓この時、偶然、高田一中に別件で取材に来てたのが戸舘記者です。
参加の敷居を下げたいなというのがあり、
句会とは真逆?の会場にしました。
大通にあるスポーツバークロスヒートです。
いつもはサッカーやバスケが映し出される店内のスクリーンに
今日は俳句です。
興味をもっていただくことが目的の会ですので
(プレバトでいえば梅沢さんとかキスマイ横尾さんかな?)
(同じく、千原ジュニアかな?)
●面白い句
(同じく、フルポン村上かな?)
●わからない(けどすごい)
(これは東国原さんよね、、、)
これ、すごくないですか?
情景でいったら、「私が今、葱を刻んでいます」だけだよ。
葱をひかりの棒なんて、思ったことねーだよ。
●かっこいい句
これまた、針葉樹が等間隔で並んでいる情景を
詠んだ句でしょう?
なしてそこから行間がでてくるだーー?
●面白い句
オノマトペのイメージ。。。でしたが
想像をはるかに超えておりました。
なに、この早口言葉みたいな句は?
上から読んでも下から読んでも山本山か?→これ知ってる人は同年代なり。
しかも全部、漢字とは……
もうひとつ
この毒舌句、いいのかーーーー!!
面白い。こういうのアリなんですねぇ。
もうひとつ「面白い」のを
これって、サラダ記念日的よね、、、。
越智友亮さん、「好きかも」と思って、検索したらもっと面白いのがありました。
「草の実や女子と普通に話せない」
中2病か?
上五と以下が全く関係ないけど、私は好きです。
●わからない(けどすごい)
わからないですよね。
謎ですよね。
ファンタジーなんだけど、でも胸がキュンとする句。
ちなみに、調べたら、先ほどの越智友亮さんの師匠が
池田澄子さんらしいです。
これも謎なんです。
逆説的に見ると「60年前、私は少年だった」なのか?
そこにいる少年に語り掛けているのか、、、
でもまさに
「わからないけどなんかすごい」
そしてここから、劇的添削コーナーです!
戸舘さんの俳句です。
師匠の白濱一羊先生が劇的添削~!
いや、でも戸舘さん、すごすぎないですか、、
「とろりぽたんと」ってここで7文字使う勇気とその表現力!!
白濱先生は
「とろりぽたんと」で時間が過ぎて溶けていく様子がわかるので
「わざわざ時は過ぎ」は要らないと。
この5音削って、場所をいれてよりリアルにしていく。
たしかに俳句って17音しかないから重複する表現を削る、
そこに違う情報をいれる、、プレバトでいってるのこれですな!
そして、俳句歴3か月の私の句も、、、
ここまで名句が続いたあとで恥ずかしいったらありゃしない。
ちなみにこれはプレバトのお題が「フライドポテト」だったときに作った
句です。
この10句のなかにも
理由はわからないけど、「この句好きだなあ」っていうのがありますよね。
ますはそこからなのかな?と思ったら
戸舘さんもこのようにお話しされておりました。
さて、今回の「あなたの知らない俳句の世界」
全くの初心者チーム9名と、経験者チームと
お席を分けてみたのですが、あとで写真みたら、面白かった。
こちら経験者チーム
↓
めっちゃメモしている!!
対する初心者チーム
↓
しかし、終了後、初心者チームのなかにも「次は作ってみたーい」という方も
いらっしゃり、
なにより、私自身、かなり面白かったので、半年に1回ペースでやりたいなあと思っております。
次回は「自作含めて自分がよいと思う句をもちより会」でもよいかもしれませんね。
それなら、作りたい人は作ればよいわけで。
講師を快諾いただいた戸舘さん、
ご参加いただいた15名の皆様、ありがとうございました。
私は池田澄子さん、越智友亭さん、山口優夢さんの句集、買ってみようかと思ったりしてます。