日別アーカイブ: 2019年12月24日

第46回大人のおけいこクラブ~「1200年前の高級ホステス」

前回、5/25に開催したおけいこクラブ「女と男の万葉集」
好評で、なんとおけいこクラブ初の連続開催となりました!

 

全員が古典好きというわけでもないのに

なぜ?といえば
ひとえに教える丸山ちはや先生の魅力です!

 

それはまるで一人芝居を見ているかのような熱演で2時間ノンストップ!

さて、第2回のテーマは
「1200年前の高級ホステス」について

前回、

「宮中や高級官僚の宴席に地方出張までした
容姿端麗、才色兼備の高級ホステスがいた」
という話を聞いて、リクエストしました。

 

▼ちなみにこちら、現在の高級ホステス「樹里杏」の百合子ママです

今回、会場提供していただきました。

「采女(うねめ」」または「遊行女婦(うかれめ)」と言われた彼女たちは

今でいう県知事クラスの娘や姉妹たち。
当時、服属のしるしとして、奈良の都へ差し出されていたそうです。

花嫁修業といえなくもないけれど
一種の人質ですね。
天皇直属の女官
「容姿端麗」な子女たちが日本中から集められているわけですから
そりゃ、男なら手を出したくなるもの

が、彼女たちに手を出せるのは天皇だけで
口説いたり、ましてや男女の関係になるのはご法度。

牢屋に入れられたり、死罪だったようです。

 

▼「采女」の絵も見せてくれました。やっぱり美人です

まあ、それでも手をつける輩はいたそうで
(たぶん、死罪になった男はいっぱいいるんだろうと、ちはや先生)
なかでも
安貴王(あきのおおきみ)という位の高い男が、正妻がいるにも関わらず
采女と関係を結んだそうで、→「不敬之罪」

でも地位が高いから、死罪を免れ、国へ退去させられた。

そして、女々しく、会いたい、会いたいと采女への未練をいくつも歌っています。

1200年前の「女々しくて」がこれ

遠妻とほづまの ここにしらねば 玉桙たまほこの 道をたどほみ 思ふそら

安からなくに 嘆くそら 苦しきものを み空行く 雲にもがも たか飛ぶ 鳥にもがも

明日きて 妹に言問ことどひ が為に いもも事無く いもが為 あれも事無く 今も見るごと たぐひてもがも

 

【訳】都の妻(正妻でなく采女のこと)に会いたい、けど道が遠くて会いにいけない。
雲になりたい、ああ空を飛ぶ鳥になりたい、
明日、訪ねていって妻に会い、私も妻も咎められず、ぴったりと寄り添いたい

1200年前も今も

ポエマーは雲に乗りたいとか鳥になりたいって歌うものなのねーー。

 

しかし、この男、身分が高かったおかげで死罪を免れたのに
こういう女々しい歌をたっくさん残している・・。
呑気なもんです。

さて、この他にも

采女の魅力にやられた男たちは数知れず。

 

富山で単身赴任中に、采女の左夫流児(さぶるこ)に夢中になってしまった部下を
大伴家持が諫める歌もあって

それもおもしろい

里人の見る目恥づかし左夫流児に

さどはす君が宮出で後しり風ふり

【訳】左夫流児に熱いれあげて左夫流児の家から出勤する君を

里の人が笑っているかと思うと俺も恥ずかしいぜ

 

采女は通常、任期は2年で
その後は天皇に見初められてそのまま宮中に残るか
箔をつけて故郷へ帰り

いいとこへ嫁にいくかだったそうですが
ここで、最強の「高級ホステス」の話をひとつ

 

▼天皇が好みの采女を物色する目です

葛城王(かずらきのおおきみ)という皇族が陸奥の国へ来たとき
そのおもてなしが気に食わず、とうとう怒り出してしまった。
その時に もと采女だった女が
当時、奈良の都でいちばん流行っていた歌を詠んだ。
そこから葛城王は機嫌がよくなって、国難を免れたという話

その時、詠んだ、当時いちばん流行っていた歌がこれ

安積山

影さへ見ゆる山の井の浅き心を

我が思はなくに

【訳】安積山の澄んだ泉がはっきり姿をうつすように私の心も澄んでいます。

私は決して浅い気持ちであなたのことを思っているのではありませんよ。

 

片手でお酒を注ぎながら、もう片手で葛城王の膝を叩いて
この歌を詠んだ・・・らしいです。

 

もう、見えるようだわーーー!
今でいうなら
銀座の高級ホステスだった女がその教養と英知で
故郷の危機を救ったっていう話なのよ~!!


というわけで1200年前のNO.1ホステスオブザイヤーは
間違いなくこの時の采女さんなのですが
名前が残っていないそうです。

なんでもこの時代に名前を教えるというのは
身を任せますというぐらい
大変なことだったようで、
簡単には名前を教えなかったようですね。

 

というわけで

まるで無声映画の弁士のような、丸山ちはや先生のトークで
すっかり1200年前の万葉世界を旅した私たち

 

ふと気がついたけど
これって、「大人のための読み聞かせ」ではないだろうか?

 

ちはや先生、参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
第3弾のリクエストを既に受けております。
月の美しい秋がいいかなあ・・

 

▼シトロンさんのプリンを食べつつ、おしゃべりは続く

 

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復興支援チャリティイベント「野田村にお届けしてきました」~2019年6/3実施

チャリティイベント「5月3日は盛岡大通へ行こう」と

浜松市のクラフトイベント「tetoteへ行こう」の寄付金を昨日、お渡ししてきました!

※浜松市の同イベント実行委員会からは2015年以来、毎年、寄付金をいただいております。
今年は14万円の寄付金を頂戴いたしました。

 

 

今回は野田村へ。

県北ではもっとも被害の大きかった市町村で
震災当時の人口約4700人(現在は4218人)のうち、

死者38人、
全半壊した家屋450戸

 

寄付金は

野田村立野田中学校へ9万
野田村立野田小学校へ9万

野田村スポーツ少年団(6団体)へ9万
(福)野田村保育会(3園)へ9万
合計 36万円です

 

まずは野田村立野田中学校へ


この日は村内の教職員の研修会があり、
小学校の校長先生とスポ小担当の職員さんにも来ていただきました。

2017年までは写真右側の校庭に仮設住宅があったそうです。

現在の中学3年生は震災当時、小学校1年生でした。

野田小学校の吉田校長先生は
「被災地で伝えることの難しさを感じている」

というお話をしてくださいました。

 

▼野田小学校へ贈呈


「震災を知らない小学生がいる一方で
悲しい、怖い体験をした小学生もいるわけです。
たとえば小学校5年生は震災当時は3歳。
悲惨な光景を見た、触った、をしっかり覚えている。
その子どもたちに、悲しい記憶を呼び起こすようなことをしていいものか
という葛藤があります。」
「被災地だからこそ、むしろ普通にという気持ちがあります」

 

贈呈式?が終わったあと
野田中学校の南校長先生にホールを案内していただきました。

▼野田中学校へ贈呈

▼野田村スポーツ少年団へ贈呈


阪神淡路大震災で被害のあった兵庫県西宮市の山口中学校や
岩手県矢巾中学校との交流事業の様子、
さらに中学生が作ったハザードマップ等たくさんの掲示物を見ながら
お話を聞きました。

「現在、週1回、カウンセラーに来ていただいています。」

「震災時からずっと何かしらを我慢して、頑張ってきた気持ちが
中学生という思春期に一気に表に出ることがあるんです。
それは悪いことではなく、むしろ良いことなんだそうです」

 

このカウンセリングは生徒だけでなく、保護者も受けれるようにしているそうです。

「今年から3.11にやっていた追悼行事を野田村ではやめました。
今は瓦礫もないし、建物も新築された。
でも生活再建や心の再建はまだまだこれからなんですよね」

 

「しかし、こうやって全国から支援をいただき、交流が出来ている。
決して悪いことばかりではない。
本当にありがたいですよね」

 

続いて

野田村保育所へ
(福)野田村保育会の本部を兼ね、地域子育て支援センターも併設しています。

震災時

野田村保育所は建物が流失し

園児90人と
職員14人全員が無事避難したことが「奇跡の脱出劇」として

報道されました。

https://blog.goo.ne.jp/jp280/e/a84f0a01c8b6a0a69952d7c7fcac0e7d?fbclid=IwAR3ixt0XSFmCn3rQzUlhbj-MJsvzDjawfeq-Zop9P-YzQ5My0q0Lx40erLo

 

遠藤園長先生と

当時、この園に勤務していた保育士さんが話をしてくれました。

「2005年(平成17年)に岩手県のハザードマップが改正され

海から500Mの野田保育所は浸水地域に指定されました。

そこで、当時の園長が、保育所から500メートル離れた高台の土地を借り、

そこを第1避難所に

さらに奥にある教員住宅を第2避難所にして
第1避難所から第2避難所へ行く近道の畑の持ち主に

『もしも災害が起きた時は
園児が通ります』という許可をもらいました。」

 

そして、驚くことに
以来、「月1回避難訓練をしていた」そうです。

「避難訓練といっても
子どもですので
そこは「速足散歩」と名前をつけてね」

実は2011年3/11も15:00~「速足散歩」の日だったそうです。

「お昼寝から起きたあたりに、尋常でない揺れを感じ、
これはすぐに津波が来るということで、
0歳児はおんぶで保育士の背中にくくって
1歳児は大型の乳母車にのせて
高台の第1避難所へ避難しました。
でもそこも危ないと感じ、もっと奥の第2避難所まで歩きました。
結局、野田中学校に避難し、最後の保護者のお迎えが20:00に来てくれて職員も帰りました」

 

当時、子どもたちと避難した職員さんがお話してくれました。

「ああいうときって子どもなりに何か感じるんでしょうね。
いつもは寝起きが悪くて、着替えに時間がかかる子どもも
さっと着替えて、

そして誰も泣かないで歩くんですよ

教職員の車はもちろん、建物も流出し、

現在の保育所は
海から約2キロの地点に2012年に新築されたそうです。

 
もとの保育所のあったところを地図で教えてもらおうとすると
「たぶん、このあたりかと。
全部、広い公園になってしまって、昔の面影がないので
私たちでもはっきりわからないんですよ」

 

そして、園長先生が次のようにお話してくれました。

「奇跡の脱出劇といわれますけど、決して奇跡ではないと思っているんです。
震災が起きる5、6年も前から、毎月1回の避難訓練をしていた。
その積み重ねだと」

現在も「速足散歩」という月イチの避難訓練と
年2回の「引き渡し訓練」をしているそうです。

 

今回、保育所、小学校、中学校を訪問してみて
「被災地だからこそ3.11を伝えることの難しさ」を感じました。

 

そして2015年に陸前高田へ寄付にいった際

高田東中学校の校長先生がいった言葉を思い出しました。

 

それは

「いい意味の風化はしていいのですよ」という言葉です。
その意味とは
「ここにいる子は十分につらい思いをしている。
そういう子は風化させていい。
でも震災の実体験がない子どもたちが入学してきたら

防災教育とともに100年先まで伝えていかなくてはならない」

 

野田村保育所の園長先生が最後に

次のように話してくれました。
「私は、震災のことを園児には話さないできたんです。
でも昨年から話すようにしました。
それは、感謝する気持ちをもってもらいたいから。」

 

やはり、今回も現地に行ってみなければ
わからない数々のことがありました。

 

被災した地域へ足を運ぶたびに
「何をもって復興というのか」を
感じます。

それとともに
知らない世代へ伝えていくことの難しさを。

被災地だからこその葛藤がそこにはあります。

来年は、久慈市と洋野町へ寄付する予定です。

 

昨年までのチャリティイベントの支援活動はこちら
https://www.jyosi100.com/novia/activities/

 

 

 

 

 

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第45回大人のおけいこクラブ「女と男の万葉集」~2019年5/25開催

「古典」と聞いて、あなたが思い浮かぶのはどんな光景?

 

好きだった、
嫌いだった、
何の記憶もない

 

今回、第45回大人のおけいこクラブ「女と男の万葉集」

企画してみていちばん多かった声は

「最初から ちはや先生に習いたかった!!」

というもの。

古典嫌いで、きっと内心はしぶしぶ参加だった方からも

話、先生のスタイルとキレッキレの話術に惚れました✨

そうなんです!!

「(盛岡大学短期大学部の)学生さんが羨ましいわね」という
感想がでるぐらい、面白い話でした。

まずは、172㎝の長身と、ゴージャスな容姿にみな見惚れる。

そもそも「万葉集」って?の話からスタート。
4516首あり、中国から輸入した漢字をこう読んだということで
先生のBGM付きクイズ「なんて読むのでしょうか?」がさく裂。

 

いろいろ教えていただきましたが
数日たっても忘れないものといえば

「未通女」

意味はきっとそういうことよね。。と思いながら、正解は「おとめ」

 

丸雪=あられ

年魚=あゆ

白水郎=あま(尼ではなく、海女のもぐる方の意味です)

ほおっ~!!

 

続いて、令和の典拠である「梅花の歌」も解説いただきました。

これは、万葉集巻五の序文、ようは説明文なんだそう。

 

そもそも「梅」というのは、「母」という字が入っているように
母乳がしたたり落ちるがごとく

木にたくさんの実をつけるもの=「梅」であり
薬でもあった。
平安の頃、ハイソな人々のサロンでは「梅」をテーマに
歌を詠むのが流行っていたそうです。

それと男女の歌のなかで「衣」もやたら出てくるのだけれど
この頃の衣=絹で蚕から作っていた貴重品
今でも皇后陛下が蚕を皇居内で育てていたり
天皇陛下が田植えをされたりするのは
この頃からの名残らしいです。

 

こういう
NHKの「チコちゃん」が喜びそうなことを聞いて

私たちも「へぇ~」

 

なかでも私たち、大人女子の💛をつかんだのは
メールも電話も時計もない時代、にどうやって男は

女のもとへ通ってきたのか?という話。

なんと

月の明りを頼りに通ってきてたんですって~!!

 

真っ暗な夜道で、月あかりだけを頼りに

獣や盗人に襲われる危険も顧みずに
通ったんだから、この頃の恋愛は

ロマンチックというより命がけだったんですよね。

 

先生の著書「女と男の万葉集」のなかに
やたら月の歌が多いのはそういうわけなんだなあ。

それと 印象的だったのは

「言霊=ことだま」

 

言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。

発した言葉どおりの結果を現す力があるといわれていた。

なんだ、自己啓発セミナーなんかで

「これって、ひきよせだわ!」と今、発見したかのようにいってるけど
万葉人が1200年前から気がついていたことなのね。

 

その他に、私たちの心をつかんだ話題といえば
この時代に、

知性も教養も兼ね備えた才色兼備の高級ホステスが存在した

とのお話!

 

これについては
あまりに興味深いので、次回、そうした高級ホステスが詠んだ歌を
特集しようかと思っております。

そんなこんなで
時代背景と歌の解説をしていただいてたら
あっという間に90分が過ぎ
会場のグラーノドォーロのケーキを食べつつ雑談タイム。

 

それでも話し足りず
先生が次の予定に移動されたあとも
数名の女子たちは
パスタを食べながら
万葉2次会

ここのパスタはほんとに美味いよお。

今回、運動会で参加できなかった方も多いので
ちはや先生と相談しつつ
また第2弾を企画したいと思います。

そして、ほんとにおもしろい歌が

たくさん先生の著書には
かいてあるのですが
私がこれぞ、「万葉人」のたくましさを感じて好きな歌をご紹介。

人言はまことに言痛くなりぬとも
そこに障らむ 我にあらなくに

【訳】人の噂がどんなにうるさくなってもそれを気にする私じゃなくてよ

 

うぅーー、この万葉人のメンタルが好きだーー!!

 

ちはや先生、
ご参加いただいた皆様
ありがとうございました。

 

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復興支援チャリティイベント「5/3は盛岡大通へ行こう2019」~2019年5/3開催

このチャリティイベントを企画して9回目となりますが
とにかく成功の可否はお天気。

 

週間天気予報を見てお天気マークでも、強風なら事故につながりかねないし
当日の朝を迎えるまで、運を天に任せるしかないとはいえ、実はドキドキしています。

 

ですが

2019年(令和元年)5月3日は快晴!!

おかげさまで、出店者のキャンセルも1件もなし!!

たくさんの方が来てくれました!

当日の9:30はこんな感じですから、

人であふれる光景見て、胸が熱くなります。

今回、出店者の方の写真が少なくて、(例年、カメラマンを2~3人お願いしておくのですが、忘れてました)

44店のほんの一部の方々のお写真です。

 
今年の寄付先である野田村の「のんちゃん」

その缶バッジを作るWSをしてくれた㈲コストさん

300円の製作費のなかから100円を募金してくださいました。

初出店の岩手eスポーツ協会のブース
おお!「月曜から夜ふかし」で有名な斉藤さんがいる!


グルージャ盛岡のスタジアム整備の署名活動をしています。
eスポーツはいいのか?斉藤さん???

私も署名しました。

美しいカラーボトルはTCカラーセッションのピュアドリームさん

ホロニック健美館さんはハンドマッサージ中

これまでのイベント出店で過去最高の売り上げでしたという(株)一歩さん

仙台から出店してくださった野菜ソムリエの佐藤さん
フルーツハーバリウムのWSです

東北のおいしい米で作ったおにぎりコーナーはmonocreateさん

2年ぶりに復活した富良野メロンパンのキッチンカーは
午後には売り切れたそう。

12あるフリマも親子連れで賑わってました。

 

そして、13:00からは、ステージ部門がスタート
昨年は雨のため、中止だったのです

山家章裕さんのアコーステイックギター

昨年、エントリーしながら開催できなかった岩井彦樹さんの歌声は2年越し

かわいいお客様

そして、当日まで謎の集団だったエアギター

私は個人的にツボでした。

先ほどのちびっこたち

そして、華麗なダンス
カヨコフラメンコスタジオ&foxyfemme&HEILANI

おおっ!壮観!!

そしてラストは三味線奏者の藤原翼さん

彼の三味線目当てだというお客様も多数。

ここ、大事なとこなのですが

ステージ部門の方々も、出店料を払って参加してくださっているのです。

プロの方でも、アマチュアの方でも
本来ならギャラが発生するような方でも
「寄付を目的としたチャリティイベントなので」とお伝えして。

そしたら
藤原翼さんがステージで
「このイベントは震災で被災した市町村への寄付が目的なんですよ。
だから皆さんも寄付お願いします」
とお客様に呼び掛けてくださったそうです。
おかげさまで、ステージ部門でも7051円の寄付が集まりました。

 

ステージ部門の機材を貸してくださり、
音響担当してくださったポールふじむらさん、ありがとうございます。

無償のボランティアです

たくさんの方が足を運んでくださいました。
宮城在住の関西人Oさんは竜飛崎からの旅の途中。

募金していただきました。

こちら第1回目の2011年から使用しております募金箱

 

おかげさまで

出店料(ブース44店+ステージ7団体) 134,500円
当日配布のチラシ広告協賛28店 56,000円

仙北町の小さなひなまつり様から公開協力金 27,700円
街頭募金と出店者の方々から売り上げの寄付 33,878円

合計252,078円ものお金が集まりました!

 

ここに

浜松市のtetoteへ行こう実行委員会様からの寄付金をあわせ
経費をさしひいたお金を6月初旬に野田村へお届けしてきます。

 

晴天の下、事故なく開催できましたこと、感謝申し上げます。

「マチナカで気軽に出来る復興支援」を合言葉に

来年は10回目の開催!

 

 

<2019年5/3盛岡大通へ行こう!に完全ボランティアで働いてくれた実行委員10名>

もちろん、飲み会は自腹です。

これまでの「5/3は盛岡大通へ行こう」の活動はこちらをクリック

https://www.jyosi100.com/novia/activities/

 

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第44回大人のおけいこクラブ「ラッピング教室」~2019年3/10開催

3/10の大人のおけいこクラブは
珍しく寡黙、、

黙々とみなさん手を動かしているのです。

 

この手はいったい何をしているの?

はい!

「ラッピング」でーす。

 

講師の先生は佐藤真美先生

 

「リボン使いの魔術師」の真美先生は
作品も美しいけれど先生もとても美しーー。

 

 

さてさて、そんな美しい佐藤真美先生に教えていただくのは

・箱をつつむ
・ボトルをつつむ
・リボン
・紙袋アレンジ

です!!

 

 

①まず箱をつつむ
かなり不器用な私でもできる箱つつみといえば
「キャラメル包装」ですが
そのアレンジです。

まず、紙の大きさ。
つつみたい箱をくるっと1周+もう1面
用意します。

そして、普通のキャラメル包装なら箱の裏でとめますが
逆で表で止めます。
ただし、セロテープではなく、両面テープでね。

そして、ここがポイント
このように、タックを寄せます。

そうするとここにメッセージが挟めるのだよーー。

 

②包装紙を無駄にしないお花づくり

包装紙の余ったところでできる技。

 

まあるいもので、大きい円と小さい円をかきます。
今回は両面テープを使って円を書いてます。

それをハサミで切ると
こんな感じ。


これを、蚊取り線香のようにくるくると渦巻に巻いていって
後ろをボンドでとめると

包装紙と御揃いのお花ができるのよ~!

 

参加者の方のアイディアで、葉っぱもギザギザにして臨場感を出してます~。

 

 

③リボンをかけましょう

今日はこんなふうにななめにね。
初心者さんは、裏表のないどっちでも使えるリボンが良いそうです。

17名の参加者に先生おひとりなので
先生おお忙し。
私、アシスタントできないもんなあ。

 

▼縦結びにならないコツを伝授する先生

 

④ボトルを包みましょう

「これは小学生でも出来るよ~」と真美先生。

不織布を正方形に切り、

瓶に四か所、大きめにタックを寄せて、上を輪ゴムで仮止めします。
(カラーゴムならそのまま取らなくてもOK)
この時、みなさんが言ってたのは
「手がもうひとつ欲しい~!!」

リボンをかけて蝶結びに結び終えたら完成です

 

こんなふうにお花などあるとよりかわいい感じ。

さて、ここまでみなさん真剣に、無心にやってきまして。。。。


ランチのお時間まであと5分。

「5分あればできちゃうから、紙袋もやりましょう~」と先生。

しかし、この紙袋アレンジ、やってよかった。
なにせ、技が要らない。

きれいな紙袋とリボンさえあればいいのだ。

紙袋の左右、同じ長さで切り目をいれます。

 

それをパタンと折り返し
Yシャツに見立てて
ネクタイをかけましょう

(リボンでもかわいい)

「酔っ払ったお父さんにならないように結び目さえきちんと止めれば
OK」

ということで、作品が完成しました~!!

 

あとはお愉しみの
会場のジャルディーノさんのイタリアンランチ。

サラダがでたあとに
このパスタが「2人でひとつです」

といわれたときのみなさんのお顔、忘れないわ。
私。

「え?これで終わり?」

「二人でたったこれだけ?」

そういうお顔してたわーー。みなしゃん。

でもね、ここのパスタのお皿、けっこう深いの。

そして

ご安心ください。

そのあと、ジャルディーノのピザがどーんと登場!!
(シラスとネギのピザでした)

デザートとお飲み物もでたよ

ということで、気づけば、お腹も心も満たされて。

 

真美先生のモットーは

「贈る人と贈られる人の心つなぐラッピングコミニュケーション」

 

「ラッピング覚えておけば、いただきもので使わないものを
包みなおして横流しできるもんねー」
などど思った私の、なんて不埒な心か。。。

 

 

真美先生、そして
ご参加いただいた17名の女子たち
ありがとうございました!

これだけ寡黙に進行したのは(ランチ除く)
美文字以来かも~!

 

▼講師の佐藤真美先生のHP
個人レッスン希望などお問い合わせはこちらから
https://ku-miwrapping.jimdo.com/

 

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