日別アーカイブ: 2019年12月24日

第48回大人のおけいこクラブ「昼からスナックへ行こう」~2019年12/21開催

世の中では、ランチ忘年会が流行りらしいけれども

それをいうなら

うちでは、2016年からやってますぅ!

 

12月のもはや恒例企画となった「スナックへ行こう!!」

開始は15時。

 

まだ飲み屋街が静かなこの時間に

包み紙を抱えた女子がビルの三階に集合する。

(包み紙はお酒です。お酒各自持参の集まりなのだ)

 

これ、年々、参加者が増え

2016年 12名

https://www.jyosi100.com/trial-day/?p=2917

2017年 15名

https://www.jyosi100.com/trial-day/?p=3025

2018年 17名

https://ameblo.jp/novia-jyosi100/entry-12428274271.html

 

そして 今年、2019年は19名の参加よーー!!

 

しかもね、この

「スナックへ行こうで、初めてのびあのおけいこクラブに来ました」

という、おけいこデビュー者が多いのも特徴なのだ。

 

おけいこクラブなので、本来は何かをおけいこするのだけど

2年めからはおけいこなしのいきなり乾杯。

(2016年の第1回目では会場、FIRSTのママに、「スナックの愉しみ方」を伝授していただいだ)

 

そして、開始から30分後には早くも「宴もたけなわ状態」になる。

たけなわ、早すぎ。

 

今年は、1曲目が「パプリカ」

これだけが令和の曲で、あとは、えんえんと昭和や平成を歌い継ぐ。

(株)のびあからは、シトロンのケーキを差しいれ。

ママの特技?

ケーキを何通りにでも切ってくれる。

「ケーキはただただ思い切り」とhirokoママ

どうやって20人分切ったのだろう?

 

開始2時間?で12曲待ち

あまりにみんな踊るので

専用のダンスシューズ持参者も現れる!!

Yちゃんの万歩計が、

FIRST内だけで7000歩ぐらいいったとかいかなかったとか

「スナックへ行こう」のテーマソングとなった女々しくて

はたしか2回入った。

 

しかし、その「女々しくて」を越え、

この日、一番、歌われたのは

センチメンタル・ジャーニー

わがるやつだけ、わがればいい。

 

15時から19時までが1次会

その後、希望者だけで2次会を20時から22時まで。

 

いちばん最後の解散は24時だったのかな?

ほんとは、ものすごい量の写真や動画があるのだが

それは当事者だけのお楽しみ。。。

 

参加してくれた皆様、ありがとうございました!

お怪我なかった?

南部美人もだれかもってきてくれたのね。

 

 

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第47回大人のおけいこクラブ「キャッシュレス入門」~2019年11/2開催

「とにかく早い時期に開催したいですっ!」

といって、3連休の初日に設定した第47回大人のおけいこクラブ

テーマは

「キャッシュレス」

 

そうです。

10/1~消費税が8%から食品以外は10%に増税され

その景気対策として実施された

キャッシュレス決済ポイント還元事業。

これがスタートして1か月

国がつけるポイント還元の金額が「1日10億」を越えているそうで

「6月末まで継続するためには補正予算を組まないと対応できないのじゃないか?」

といわれている。

 

「じゃ、増税する必要あったの?」といいいたくなる制度の是非はともかくとして

これは、利用する人だけが恩恵受けられる、およそ不公平な政策なのだ。

 

しかも期限つき

ということで、ま、一刻も早く開催したかったのです。

13名の女性に参加していただきました。

 

講師は、「キャッシュレスコンサルタント」として

近々、独立予定の千葉暁さん

まずは

国の政策を正しく理解しよう

ということで、

そもそも勘違いしてはいけないことは

「キャッシュレス決済をしたからといって

必ず2%~5%戻ってくるわけではない」

ということ

「対象店舗で使えば返ってくるよ」 なんです。

 

だから対象外のイオンの社長は「不公平だ」と噛みついたわけね。

そりゃ、そうだよなー

では、キャッシュレスの種類はというと

大きくこの4つに分けられるそうです

 

①クレジットカード

代表的なのはVISA、Master、JCB のクレジットカード

 

メリットは、使える対象店舗が他の3つに比べてダントツに多いということ。

デメリットは、1か月後の決済なので、支払日になって残高不足にならないよう

「計画的にご利用を」ということだろう。

私は、このポイント還元がスタートしてからクレジット払いしてないのですが

そもそもの値段からポイント分差し引いて、請求がくるらしいね。

 

②デビットカード

銀行口座を持っている人が対象で、それぞれの銀行で発行してもらう。

預金残高=使用できる上限となるため、使い過ぎることがないのと即日払いがメリット。

ポイント還元は口座に利息のようにつく。

しかし、「利用できる対象店舗がまだまだ少ない」というのがデメリットだ。

 

③電子マネー

盛岡ではほとんど利用できないけど、Suica、
イオンで利用できるWAON、セブンイレブンで利用できるnanaco 等があり

先に専用端末で現金をチャージして使う。

 

現金の前払い型のため、「使い過ぎる」ことは原則としてないが

専用端末でないとチャージできないので、ここ岩手でも端末の機械の前に人が並んでいる

そして、いったんチャージしてしまうとそれを現金に戻せない

ことがデメリットだと思う。

 

私も10月末、財布のなかに、電子マネーはあるけど、現金がないってことがありました。

ちなみに還元は電子マネーとして還元される。

 

④QRコード決済

これが、最近、めちゃくちゃ増えている「なんちゃらペイ」だ。

メリット、デメリットともに「スマホがないと使えない」ことだと思う。

そう、充電が切れたら使えない。

 

そして、この「なんちゃらペイ」の種類がありすぎるのだ。

今まさに、各社「囲い込み」の時期なのでやたらキャンペーンも多い。

私も、すでに、Paypayと楽天Payと生協のコープペイを

ダウンロードした。

 

 

では、問題はここから・・・・

自分は何を使うべきか?

 

考えなきゃいけないことは

・日常、自分が使う店は対象なのかどうか?

・そして、何を推奨しているのか?

この2つだ。

それを知るのに、ぜひ確認してほしいのがこれ

「ポイント還元」というアプリだ。

これを入れて、スマホの位置情報をオンにすると

自分がいまいる地域で、どこの店が

ポイント還元の対象店舗かどうかや

その店舗では何のキャッシュレスが使えるのかがでてくるのだ。

「これは結構、便利です」

って、私も千葉さんと打ち合わせするまで知らなかったんだけどね。

 

そして、多すぎる「なんちゃらペイ」だけれども

どれを使えばいいのかは

やはり自分のふだん使うお買い物を振り返る必要がある。

 

楽天をよく使う方は

なんといっても楽天スーパーポイントねらいで楽天ペイを使うべきだし

メルカリをよく使う方は、メルペイ。

 

そして、どう使うのがお得なのか?

だけれども、これが複雑。

 

けど、いわゆるポイント二重取りといわれているのが

クレジットカードと紐づけしたQRコード決済だ。

Paypayなら、ヤフーカード

楽天PAYなら楽天カードを

一緒に作り、そのクレジットカードで払う。

 

世の中には「ポイ活」といわれるポイント集めの達人がいるそうだけれども

上級者の方で、

細かく各社のキャンペーンを理解したい方は

「ペイ比較」で検索するか

千葉暁さんいわく

「詳しい人とお友達になること」だそうです。

 

ということは今日の講座の結論は

「千葉さんとお友達になりましょう」か?

 

 

▼大人のおけいこクラブは

「女性限定」なので、シトロンのクッキー付きで開催

そして

「キャッシュレス難民のためのキャッシュレス講座」を開催しながら

参加費は現金というオチ付き

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

 

 

 

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eスポーツ入門~2019年9/28開催

ゲームといえば子どもが背を丸めてピコピコ、、

そういう「孤独」とか「オタク」のイメージとは

サヨナラしなきゃいけないなあ~とまず思った。

今や、eスポーツの競技人口は、

世界中で1憶3000万人といわれ、これはほぼアジアとアメリカに限定される野球人口の約4倍。

 

さらに、オンラインや大会を通じてこれを見ている観客数は3憶8000万人いるそうだ。

 

世界最大の大会は、今年の7月末に

テニスの全米オープン決勝が行われるアーサー・アッシュ・スタジアムで行われ、

優勝したのは16才、3憶円以上の賞金を手にしたらしい。

ちなみにこのスタジアム、2万人以上が観戦できる。

https://www.asahi.com/articles/photo/AS20190729001042.html

 

とはいえ、私のようなゲーム音痴には

eスポーツといっても、「何だろう?ゲーム大会と何が違うの?」の世界。

 

岩手eスポーツ協会理事の柘植さんは

「ゲーム大会は、ゲームする人と主催者だけの世界ですが

eスポーツは選手の対戦を見ている観客がいて、

さらに大会の様子はネットやTVを使って配信され、それを視聴する人がいる」

 

つまり、ラグビーやサッカーや野球という

私たちが

スポーツと聞いて思う浮かべる競技と同じ構図らしい。

 

日本で、eスポーツという言葉が

認知されるようになってきたのは、ここ2.3年のことだろうと思う。

 

2018年に「eスポーツ連合」という組織が設立し、

協会として、プロライセンスを認定しているのは下記の11種目

私はこれ見ただけでお手上げ状態だったのだが、

そう悲観する必要もないらしく、

参加者11名のなかでも全部をわかる人はいなかった。

 

ちなみに日本にeスポーツのプロチームはどのぐらいあるの?

と思い、調べてみたけどよくわからない。

こちらのサイトでは

日々増えているので更新中とのことだが

最近では、プロ野球の各球団やサッカーのJ1、J2、変わったところでは

ヨシモト、日本テレビという企業内でプロチームを作り、

報酬を支払っているらしい。

 

他にも、eスポーツでお金を稼げる分野は確実に広がっており

専門学校で、eスポーツ科が出来ている。

 

ここを卒業して何になるのか?というと

プロゲーマー/プロチームアナリスト/プロチームコーチ/e-sports実況者/イベント ディレクター・プロデューサー/審判/e-sports

など。

プロゲーマーだけが職業ではないのだ。

 

一方、
群馬県の障がい者施設では、重度の障がい者が

仕事としてプロゲーマーを目指すための養成所が出来ている。

https://www.yomiuri.co.jp/sports/para-sports/news/20181012-OYT1T50006/

 

ひゃあ、これなんか、もっともっと各地で出来てほしい。

障がい者がプロになり、健常者を倒すところは

単純に見てみたい。

 

もしテレビで健常者VS障がい者の対戦をやってくれたら
私は確実に見る。

 

ハンディキャップなしに戦える可能性が国体種目として支持されたのか

今年の茨城国体の種目として、eスポーツが採用された

このなかのウイニングイレブンに岩手県代表として出場する

IeSAより橋場選手に、その秘技を披露してもらった。

出典 スタンダード7.8月号

あっという間に6-0になった。

国体では

3人1組でチームを作るため、毎日、23時から3時間ぐらい戦略や連携を練習中だという。

 

これは、まさに競技スポーツそのものだ。

橋場さん、今週末に競技があるそうなので

頑張ってくれぃ。

 

 

 

今回のeスポーツ入門

主催者なのに一番のゲーム音痴の私、

途中の質疑応答では、質問があまりにマニアックすぎて卒倒しそうになったのだが

それでも

eスポーツというのが、随分と裾野が広がりそうな臭いは感じた。

入門なんだからそれでいいのだ。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

▼帰りに参加者の方が「協会のパンフレットありますか?」

と聞いたら、このポスターを渡されて爆笑

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思春期外来セミナー「今、10代に起きていること」~2019年8/31開催

※反響が大きく、この時のブログは15000PV以上、閲覧されました。

 

「ヤラハタは嫌」 

といわれて、何の意味なのか、わかるだろうか?

これは、「ヤらずにハタチになるのは嫌」という若者用語のことだそう。

 

では、10代の初体験年齢はいつなのか?

というと

一番多いのが「16才」と「15才」で、なんと60.5%

(平成25.26年いわて思春期研究会調べ)

 

特に中学を卒業した春休みから高1の夏休みに「ヤレるかどうか?」が

ひとつのステイタスになっているらしい。

 

しかし、そのステイタスにはリスクが伴う。

 

実際、講師の秋元先生が岩手県で唯一の思春期外来を
二戸病院に開設したのは
「一か月で中学生の中絶手術を3人したこと」が発端だそうだ。

 

驚くなかれ、平成13年に岩手県は10~20代の妊娠中絶実施率
が全国1位となっている。

 

その後、

「教育が必要」という現場の努力によって下がってはきたものの、

依然として変わりないのが
13才、14才、15才という中学生の中絶だ。

 

なぜなのか?

次のスライドを見て、会場はどよめいた。

理由は簡単で

「教えてもらっていないから」

 

小学4年生か5年生で、「生理や妊娠のしくみ」について習うも
その後、高校生になるまで、一切、性教育はないのだそうだ。

 

それは現在の文部科学省の教育が
「中学生はそもそも性行為をしない」という前提に立っているからだ。

 

わざわざ、「寝た子を起こす必要はない」というわけだ。

 

しかし

秋元先生いわく、「すでに起きている」

学校からも親からも教えてもらわない彼、彼女らはスマホの動画から性を学ぶ。

その結果、間違った知識を正しいと思うようになる。

 

たとえばが下記のスライドだ。

中には、彼氏とアダルト動画を見た子が
「私は潮を吹かないのですが、異常でしょうか?」と

思春期外来を訪れるケースもあったそうだ。

 

また、一方で、スマホで知り合った大人と援助交際をしながら

「先生、好きな子ができた」といい

「告ったの?」と聞くと

「そんなこと、できるわけないじゃーん。恥ずかしい」という少女がいる。

 

純愛とセックスは別なのだ。

こうした奔放な10代がいる一方で

「セックスに関心がない、嫌悪している」と答える割合も増え、

特に、10代女子で大幅に増加。

 

「これもまた二極化しています」

こうした現状を踏まえ、秋元先生が提唱するのが
「ライフスキル教育」

二戸病院の管轄である一戸町や二戸市内の中学3年生に

実施している。

 

そこでは

「性行為は悪いことではない」 ということや

妊娠のしくみを教え、
「生理がきたら、たとえ1回の性交でも妊娠する可能性があること」

を教える。

 

そして10代の出産、妊娠は

「9割が予期せぬ妊娠」であることも教える。

 

そのときに、必ず見せるのがこちらの画像だ。

わずか1.5㎝の

「これはモノ? これはヒト?」

 

秋元先生の凄いところは
妊娠中絶しても「それは失敗じゃない。少なくとも悪ではないんだ」

と言い切るところではないかと思う。

 

もちろん、それが母体に与える影響は説明した上で

「中絶は避けた方がいいが、しかし、1回の中絶や

性感染症はなんということはない。」

という。

その上で、2回、3回と「繰り返すのはいけない」と諭す。

(2014年のデーターでは一度、中絶手術を受けた人のうち

25.9%がその後も中絶をしている)

文部科学省が「中学生は性交しない」、

つまり「妊娠もしない」という前提にたっている以上、

現場の教師が教えることは出来ない。

 

だから
秋元先生のような産婦人科医という医療の現場の方が

「コンドームを使った性交のうち15%は妊娠する。

いちばん安全な避妊法は、低用量ピルであるが、

産婦人科でないと処方されず、月に3000円ぐらいかかる」

という避妊法についても細かく教える。

 

実際、ある高校生カップルは

「彼と彼女が1500円づつ出し合い、ピルで避妊している」という。

 

そして

「将来、産みたい時に、自分の意志で、

子どもを産みたい数だけ産み、育てる」

 

そのためには

思春期のうちから
「人生のスゴロク(逆算して、結婚、第1子~第3子出産年齢を予定していく)を

作ろう!」と指導しているそうだ。

 

そして

「虐待を受けてきた、

性被害にあった

中絶をした

出産経験がある
援助交際を含むセックスの経験がある
親が離婚している
両親ともいない」

は特殊な家庭ではなく、
たとえば

「実の親から毎日、あんたなんか産まなきゃよかったといわれている子どもが

ひとクラス40人とすれば、割合として1人か2人いるのに

1/2成人式で、生れた時のことを親に聞いてこいと宿題を出す、

母子手帳を持ってこいという

こういう教育でいいのか?」

と問う。

では

私たちは、どうすればいいのか?

 

まず、自分たちの子どもが

「ツイッターで、会おうといわれても
これが、正なのか、悪なのかを見極める力をつけること、
ヤベヤベといいながら、引き返す、ジャッジする力を身につけさせること」

そして、

「10代~20代の死因の第一位が自殺なのは日本だけ」

といい

「子どもは子ども。

友達が不幸な目にあって一緒に泣くことは出来ても何も解決できない。
だから、相談される大人でいてほしい」という。

 

 

私は、秋元先生の講演を聞くのは2度目になるが

今回、話を聞いて
平成28年に矢巾町いじめ対策委員会がまとめた調査報告書を思い出した。

その6ページめ「生徒のみなさんへ」の中で次のように書いてある。

 

「世の中すべての大人が信頼できるとは思いませんが、
3人に1人は信頼できる大人がいると思います。
あきらめずに少なくとも3人の大人には相談してみてください」

 

相談される大人になるためには

きっと、ちょっとの「おせっかい」が必要なんだと思う。

 

「ウザイ」と言われても
「私はあなたを気にかけているよ」と発信し続けるおせっかいが。

 

今回、最年少の10才から70代まで

各年代の、53名の方々に参加していただきました。

みなさん、水を打ったように静かに、真剣に聞いていただきました。

 

「娘に説明したいのだが、何か資料がありますか?」

という男性参加者の質問に
かつて秋元先生がパネラーとして参加したシンポジウムの
資料を見つけましたので参考にしてください。

 

皆様、ご参加いただき、ありがとうございました。

 

★矢巾町いじめ対策委員会の調査報告書pdf
https://www.town.yahaba.iwate.jp/docs/2016122300018/files/20161223133846052.pdf

★秋元先生がパネラーとして参加したシンポジウム
「機能しない家族 少年少女たちの貧困と性の健康に「ライフスキル教育」を」

https://wezz-y.com/archives/23093/2

 

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「ママたちの少子化対策カイギ」~2019年8/4開催

8/4 滝沢市で
ゆるいながらも
ママたちで少子化問題を話し合う」というカイギが行われたのでした。

「とにかく子どもも一緒で、わちゃわちゃした中でいいよねーー」
と会場は45畳の和室。

 

壮観!!

ここにまず、子どもコーナーが設置され
それを取り巻くように大人が座り

正面にパワーポイントを写すスクリーン
むかって左に私(司会)
右にパネラーのママたちです。

 

ん???見たことある方が
この方、IBC岩手放送の平ちゃんこと
江幡平三郎アナでございます。

 

▼平ちゃん、正しく正座する

IBC ニュースエコーの顔の平ちゃんに取材に来ていただき
「芸能人に会えたようなテンション上がった」まま
会はスタートしました。

 

最初にパネラーのママたちの家族構成、24時間、

さらにご主人と自分との

育児&家事比率をご紹介しつつの自己紹介。

そして、今回、滝沢市内の2つの保育園の保護者の方々に
ご協力いただいたアンケート結果をもとに進めていきました。

 

アンケートはいたってシンプルで
①年齢と性別
②理想とする子どもの数は何人ですか?
③今現在、お子さんは何人いらっしゃいますか?
④理想よりも実際のお子さんの数が少ない場合、その理由は何ですか?
(11項目から選択。複数回答可)というもの

 

忙しい中、アンケートに回答いただいた132名の保護者の方々、
ありがとうございました。
132名のうち、1名だけパパさんの回答がありました。

理想は何人? 
3人という回答が多く(67名)平均すると2.68人
現実は何人?
2人という回答が多く(56名)平均すると1.98人

ただ、意外だったのは
「欲しい数だけ産んでない人」の割合が
まったく根拠レスですけれども、私、70%はいるだろうと思っていたんですが
ところが

理想以上+理想通り で42.3%

理想通りの数まで産んでないのは57.7%

だったんです。

 

おおー、みんな結構、頑張ってるじゃん!!

 

ちなみに産まない理由全国は (2015年国勢調査)

  1. 経済的に大変
  2. 高齢出産が嫌
  3. こどもができない
  4. 家事、育児、仕事との両立が困難
産まない理由滝沢は (今回のアンケート調査)
  1. 経済的に大変
  2. 家事、育児、仕事との両立が困難
  3. 育児以外の自分の自由な時間が欲しい
  4. 健康上の理由&高齢出産

意外だったのは「仕事を優先したい」とか「職場の理解を得にくい」は下位で
今や、女性の育児休暇取得率 82.2%(男性は6.16%)を

裏付けるような結果なのかな?とも思ったり。

 

「経済的に大変」

「育児負担」

 

のところでは
会社独自の出産手当金に取り組むシリウスグループの紹介も
パネラーのママからありました。

「出産手当金、2人め50万、3人めで100万!!」には
「おおっ~!!」の驚き+感嘆の声がハモる。

 

実際にこの制度を活用のママさん(3人めで100万)
年2回のボーナスで各5万づつ10年間で支給されるそうです。

でも1回で100万もらうより、家計の助けになるよな~と。

こういう制度を自治体でやっているところもあるようです。

そして、国では
3~5才の保育料無償化を消費税アップと引き換えに

この10月よりスタートするわけですが
「ほんとにお金が必要になってくるのはやはり高校、大学の高等教育。
たしかに義務教育ではないけれど、補填してくれるならこっちを補填してほしい」
との声が上がりました。

 

その他、育児負担では
「6:45出勤、夜の21:00~22:00帰宅の旦那は
子どもたちの寝顔を見るだけ」
「長時間労働がなかったり、職場と家が近ければ
今の男たちはもっと育児をしたいと思っている」という意見が出たり

高齢出産では
実際に42才で結婚、44才で出産したママが
「30代なら、あともう1人産んでた」と発言。

今回、数字だけ紹介しましたが
生涯未婚率も1980年以降、年々上がっており
今や男性の4人に1人、
女性の7人に1人がそうです。

 

その理由を拾うと
ここでも、「経済的理由」が実はトップで

非正規雇用の増加に伴い、未婚率も増えてくるのです。

 

自治体主催の婚活パーティーが近年、盛んですが
根っこは出会いよりも「正規雇用」ではないか
と思ったりもします。

 

▲会場には、布ナプキンのコーナーも

 

45畳の和室で、雰囲気はゆるゆるですが
テーマは大きいので

対策よりも

少子化にまつわる実態を正しく知ることに時間がかかってしまいましたが

少子化対策も根っこは働きかた改革であり
長時間労働や、非正規雇用
が見えてくる。

逆に、正社員を増やし、生活の基盤を安定させて
19時には家族でごはんを食べれる環境を作れば
少子化問題は、少なくとも
今の出生率、1.42から上向くのではないかと思いました。

だって、欲しい子どもの数は3人に限りなく近いのです。

予定時間を15分過ぎ
終了後もそのへんで井戸端会議が続くという
熱いイベントになりました。

また第2弾をぜひ

今度は、行政の関係者の方もぜひ、参加してほしいです。
パネラーに、次は市長呼ぶか?

 

参加していただいた皆様
パネラーのママさん
取材にきてくれた平ちゃん
ありがとうございました。

▼45畳の和室の入口

 

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