たしか、「月曜から夜更かし」で、マツコさんが特A米の食べ比べをしているのを見て以来、やりたいと思っていたテーマでした。
それは「お米」
ということで
五つ星お米マイスターの資格をもつ雫石町諏訪商店の社長、諏訪泰幸さんにお願いしました。
まずは、「お米をとぐ」ところから始めます。
こつは「手早く」「力をいれすぎない」
水に浸して、炊きあがるまで、座学。
日本に米の品種って、いくらあるかというと約500銘柄だそうです!
けれど、上位10銘柄でおよそ70%を占めているそうな、、
コシヒカリって全体の3割なんですねー。
ちなみに、昔の高級米といえば
コシヒカリと並んでササニシキですが、1993年の大冷害で、ササニシキが大打撃。
以来、冷害時に強い品種を求めての品種改良が進んだそうです。
そして、お米の等級と食味ランキングとはまったく別物だそうで
有名な特A米とかいうのは
日本穀物検定協会というところが出している味のランキングのことだそうです。
平成28年は141銘柄がエントリーし、44が特A米と認定されました。
(特A米、A米、B、B’とランク付けしているそうです)
今回、私たちも6銘柄を同じような「外観・香り・甘み・粘り・固さ・総合評価」
で評価することに挑戦してみました!
エントリーしたのはこの6銘柄です!
①「岩手県産奥州市産 金色の風」~冷めても変わらない粘りのお米
②「岩手県雫石産 銀河のしずく」~白くてつややか、ほのかな甘みがあるお米
③「佐賀県佐賀市産 さがびより」~もっちりとした食感と甘み
④「島根県JA島根おおち地区産 特別栽培米(ハーブ米) きぬむすめ」
~あっさりとした飽きのこないお米。2017お米ヒット甲子園大賞産地品種
⑤「北海道産JA新すながわ産 特別栽培米 ゆめぴりか」~もち米に似た甘み、粘り、
⑥「秋田県JAかづの産 特別栽培米 淡雪こまち」~低アミロースでうるち米ともち米の中間の性質
試食タイーム~!!
・・・みなさん、盛りがいい。
真剣に食べてます・・・。
「今まで生きてきて、こんなに真剣にコメを食べたのは初めて!」
と参加者の方の声。
利き酒以上に米は難しい・・。
ものすごーく大きく分ければ
「あとに甘さをふくようなもっちり系」と
「何でもあいそうなあっさり系」とあり
これは正直いって、お好みですね。
写真は日経トレンディー主催のお米甲子園2017で大賞をとった
「島根県ハーブ米のきぬむすめ」
これは、食べた後に「ふわっと」ハーブが香ったような気がしました。
うーん、白のお皿に白い米なので、違いがわかりにくいですね。
「九州の米、北海道の米はマズイ」というのはもはや昔なのだなあと思います。
そして、500銘柄もあるのだから
いろいろなコメを少量づつ食べ比べて楽しんでみる、
また、そういう米屋さんの利用方法も面白いと思います。
講師をお願いした諏訪商店さんには常時15銘柄あり、1キロから精米できます。
岩手で、なかなか西日本の米を食べれるお米やさんはないそうで
盛岡近郊だと2軒ぐらいしかないそうな。
ぜひ、珍しいお米、食べてみてください。
諏訪商店(五つ星お米マイスターのいるお店)
岩手県岩手郡雫石町上町北82-1
電話:019-692-3041
https://www.facebook.com/suwa.kome.gas