日別アーカイブ: 2015年12月25日

大人のおけいこクラブ第24回報告~「はじめての日本酒入門・わしの尾編」 2015年8/26開催~

2011年11/28に初回をスタートした「はじめての日本酒入門」

毎回、岩手の蔵元さんをお呼びして日本酒にまつわるイロハを勉強しています。

 

第1回日本酒入門

~2時間半しゃべり通しの講師!「南部美人」編~

https://www.jyosi100.com/trial-day/?p=493

第2回「日本酒入門~キレイを作る日本酒~」

~日本酒の美容効果の話!「月の輪」編~

https://www.jyosi100.com/trial-day/?p=985

第3回「日本酒入門~器と日本酒~」

~器によって味の違いを実践!「廣田酒造店」編~

https://www.jyosi100.com/trial-day/2013/02/

第4回 「3.11と浜千鳥」

~釜石出身女子パワー炸裂の「浜千鳥」編

https://www.jyosi100.com/trial-day/?p=2134

 

そして今回はリクエストの多かった「わしの尾」さん

テーマは「酒米」

講師は八代目蔵元の工藤朋社長です。

そして今回から会場を、日本酒バルGIN蔵さんに変更しました。

 

この日

私よりも早く会場についていた工藤社長

なんとウエルカムドリンクを準備してくださっていましたが

そのお酒が

「わしの尾 MOTOZAKEあさむらさきの山ぶどうカクテル」!

今回、開催するまで私、知らなかったのですが

「わしの尾」のお酒は県外では、銀河プラザなど県のアンテナSHOPの他は

岩手出身のオーナーさんのいる飲食店にしか卸してないそうです。

その数少ない県外のBarで特別に出しているのが

この山ぶどうとのオール岩手カクテル。

「美しい」所作で自ら準備する工藤社長・・。

 

なんでもこのカクテルの橋渡しをしたのが

シニア野菜ソムリエの小原薫先生だそうで、この日は薫先生にも

初参加していただきました。

写真右が薫先生です。となりはシュウコさん。

で、工藤社長に

「岩手ではスーパーでも買えるのに

なぜ県外にわしの尾を卸さないのですか?」

とお聞きしたら

「わしの尾は岩手の気候で、岩手の肴で飲んでもらうのが一番旨いからです」

という答え。さすが!納得です。

 

そのイケメンで聡明な工藤社長に

「酒米」についてまずはレクチャーしていただきます。

よい酒米の条件には

「精米時に割れない」ことや酒質を保つために「低たんぱく質」などがあるそうです。

「割れない」と聞いてこれまた納得、

大吟醸など米のほんとにいいところしか使用しないお酒もありますもんね。

今回、とくにおもしろかったのが酒米ごとの飲み比べ。

「わしの尾結の香」と「蔵人の酒純米吟醸酒」とは製法はほぼ同じで

酒米だけが違うそうです。

「北窓三友」も

「吟ぎんが」と「ぎんおとめ」と「その2つを掛け合わせたもの」と

3種類いただきました。

 

写真は堪能する女子たち(顔出しOKの方のみ掲載しています)

 

そして私は今回のセミナーで

「結の香」で作ったお酒が好きなんだわ!と気がつきました。

こういうお酒の楽しみ方があるとは・・

発見でした!

やっぱり「日本酒入門」は楽しいわあ。

お酒がすすみ、途中から写真撮るのが面倒になっちゃって
おいしい料理の写真がないという失敗談・・・。

毎回、2月にわしの尾さんの蔵で開催している器とのコラボイベント

ぜひ参加したいと思っております。

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オラたちのあまちゃんツアー~2015年8/1~3開催

昨年の「あまちゃんサミット」に続いて

2015年は「オラたちのあまちゃんツアー」を8/1~3の日程で行いました。

8/2の夜に久慈市で大友良英&あまちゃんスペシャルビッグバンドのコンサートが

開催されるというのでそれにあわせたツアー。

8/1(土)~3(月)までの2泊3日コースと

8/2(日)~3(月)の1泊2日コースと

それぞれ17名、8名の方々に参加していただきました。

※こちらこのツアーのためにあま絵作家?ピコさんが書いてくれました。

 

GW前から準備を始めたものの、日程的に月曜日ははずせないツアー

果たしてお客様を集められるのか?
2015年に開催した諸々のイベントのなかでもっとも集客が不安なツアーでした。

が、しかし、遠く宮崎県から20才の女性の参加申込書を見たとき

そして北海道からも海を渡って参加してくれるというメールを見たとき

「これはたとえ赤字になっても開催しなきゃいけない。

集めれないのはこちらの責任でせっかく休みも飛行機もとっているのに

開催しないのは岩手ケンミンとしてありえない」と

「たとえ赤字になっても開催する」と覚悟を決めて、実施にふみきったツアーです。

なので、最初からロケ地10カ所をめぐるという他ではありえないコースには

昨年も好評だった「夏ばっぱになって三鉄へ大漁旗を振ろう」だったり

上山琥珀坑道で「おら、東京さ行きたぐねー」と叫んでもらったり

極めつけは、久慈商工会議所のNさんにご尽力いただき

「普段は文化祭でしかやらない」という

種市高校での南部ダイバー体験までをてんこ盛り。

 

そして当日
まず2泊3日組が久慈市での「あまちゃんサミット」に参加。

2日目は1泊2日組と小袖海岸で合流の日。

まさかの雨に加え、数日前に岩が崩落し、小袖へ行く通常ルートがとれないため

迂回路が大渋滞。

そのため、1泊2日コースのお客様が小袖での滞在時間が20分となってしまったけれど

久慈市の方々には本当に助けられました。

小袖海岸で本来の時間ではなく、特別に

このツアーのお客様向けに素潜りを披露していただいた海女さんたち。

おかげさまで渋滞でわずか20分しか滞在時間のなかった1泊2日組のお客様も

雄姿を見ることが出来ました。

昨年同様、三鉄の橋上駅長は今回も数々のムチャブリに応えてくださいました。

 

今、思い出しても目頭が熱くなりそうなツアーのなかで

「やっぱりバスツアーっていいなあ」と思ったのは3日目。

10カ所めのロケ地訪問:種市高校での南部ダイバー体験を終え

大漁旗を振って私たちのバスを見送るリアル種市センパイたち。

 その姿に胸が熱くなり、

誰ともなしに歌いだした♪しろ~い鷗か、波しぶきぃ~♪

 なんとなんと

・・・車中、「南部ダイバー」の大合唱のあとの大爆笑。

 「オラたち、熱いよね、

たぶん全員がそんな気持ちだったと思います。

 いつもいつもバスツアーにはバスならではの一体感がありますが

3日間一緒に過ごしたツアーは特別な思いがありました。

そして

今回のツアー、「東京から北は初めてきました」という宮崎県からのお客様は

このツアー中に20才の誕生日を迎えてくれました。

 初東北の地が

仙台でもねぶたの青森でもなく、久慈だよ!!


放送から2年やっているのに

こうして日本全国から聖地久慈へファンを向かわせる

「あまちゃん」ってドラマの底力を感じます。

 

 大友良英&あまちゃんスペシャルビッグバンドのコンサートが久慈市で開催される限り

私もこのバスツアーを開催し続けようと思っているのですが

関係者の方々、来年はどうなんでしょうか?

そしてツアー開催中は赤字かトントンまできたか、わかりませんでしたけど

「現地での半日ツアー」を数日前に組んだ甲斐あり、なんとか黒字になりました。

思い思いに「アキーーー」と叫びながら大沢橋梁で大漁旗を振る参加者を見ながら

もし落雷が落ちる危険がせまったら、どうやってこのお客様たちを

バスに避難させようか?と心臓バグバグしながら頭のなかで考えたことも

今となってはいい思い出です。

 ツアーへ参加してくださった全国のみなさん、

そしてご尽力いただいた久慈市の方々、ありがとうございました。

 

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