小説家であり、サブカルチャー評論家の中森明夫さんと出会ったきっかけといえば
NHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」とツイッターの #あまちゃん。
「あまちゃん」放送終了後の2013年10/16に
忘れもしない台風一過の夜に開催した「あまちゃんNIGHT」
ツイッターで「盛岡でこんなのありますよー」とたまたまのびあの会員さんが
呼びかけてくれたのがきっかけで
♪ 低気圧にのって北へ向かうわ~♪ と参加してくださった中森さん。
そして昨年、2014年8/30に開催した「あまちゃんサミット」のパネリストとしても
ほぼ自腹で参加してくださった。
そして
中森明夫さんがこれまでのアイドルやおたく評論家の路線と違い
自叙伝的に書いたのがこの「寂しさの力」
しかもこの本を読んでびっくりしたのだが
最終章はなんと「あまちゃんサミット」の翌日に
盛岡駅で一気にかきあげたものなのだそうだ。
これは「あまちゃんサミット実行委員長」の私としては
なにかせずにはいられない・・・ということでの「出版記念講演会」
年度末にも関わらず34名の方にお集まりいただいた。
中森さん、もちろん手持ち原稿なしで2時間しゃべりっぱなし。
内容は多岐に渡り
・おいたち
・中森明夫が誕生するまで
・アイドル論
・あまちゃん
とくにこの講演会で来県する直前に
酒井法子と対談をしたそうで
そのノリピー論はおもしろかった。
複雑な家庭に生まれ、常に大人の顔色を窺って生きてきた少女。
よくいえば順応性が髙いけれど、悪くいえば「自分」というものがない。
だから、まわりにいる人の影響を受けやすい。
そうやって生きてきたのだ・・・ということ。
講演終了後、「寂しさ」というのは決して悪いことばかりではない。
人とつながりたい、共同体を持ちたい・というのは「寂しさ」からくるんだから
というスッキリした気持になる。
そして講演会終了後は希望者で懇親会開催。
このTシャツは、謎の画家、
ピコ氏作成の‘’寂しい顔‘’
最後まで残った人々で記念写真
出版記念講演会に先立ち、
毎日新聞に中森明夫さんが掲載してくれたコラムです。
高橋真樹・・・おかげさまで名前だけ全国デビューしました!