今日のテーマは「在宅ワーク」
女性の場合、育児や介護などで
通勤しての勤務が難しくなる事情が突如起きたり、
本業はあるのだけれど、その他にサイドビジネスをしてお金を稼ぎたいという人もいる。
また、1カ所から給料をもらうのではなく、複数の稼ぎ先をもっておきたい
という方もいるだろう。
講師のコラソンリブレ代表 千葉悦子先生が主業務の他に在宅ワークを
始めた理由もそうした事情からだ。
個人事業主として独立する前は会社員だったのだが
ライターとしてのクラウドソーイング歴は長く
「逆にいえばそっちで稼げるという自信があるから退職できた」そうだ。
まずは
在宅ワークを使った代表的な職種について説明を受けた後、
本題の「クラウドソーイングとは?」に入る。
「自分の特技を生かした受注型の仕事」であるが、
自分で営業する必要はなく、仲介業者がいる。
仲介業者の運営するサイトに登録し、そこで募集している仕事に応募する。→納品するとこの仲介業者から入金されるしくみだ。
http://list.crowdsourcing-fan.com/
代表的な業者を紹介していただき、まずは実際にどこでどう登録するかをレクチャー。
その上で、どんな仕事がいくらいぐらいで稼げるのかを解説していただいた。
千葉先生は業者5社に登録しているそうで、主にビジネス系のライターとして仕事をしているとのこと。
「いい仕事をすれば次回もこの方で・・」となったり、
徐々にランクアップしていく楽しみもあるそうで、
「出来高ではあるが、信頼を積みかさねるのは会社勤めと同じ」だそうで
そのひとつとして「納期は絶対に守る」ことをしてきたそうだ。
もちろん、WEBデザインが出来るとか、翻訳が出来るとか
この分野に強いとか、特技があれば受注しやすいのはたしかだけれど
大事なことは
「この仕事は自分には出来ない、向いてない」ではなく
「必ず何か出来る」と考えることだそうだ。
これまで生きてきて、自分は何に興味があるのか?
花木が好きなら、そういうお花に関することは出来るかもしれないし
化粧品が好きなら使ってみてのモニター文章なら書けるかもしれない。
PTAの広報誌を書いたことがある方なら
その旨、しっかりとプロフィールにも記載する。
そういう、趣味、特技が実益に変わるかもしれない・・・が
このクラウドソーイングの魅力だそうだ。
このセミナーに参加した女性17名のほとんどは
その後、何社かに登録したようで
実際に仕事をして報酬になっている方もいらっしゃる。
そして私は、このセミナーの出会いがひとつのきっかけとなり
半年後、千葉先生と「本気女子の営業セミナー」を開催することになった。
この記事は開催の半年後に書いてるので後日談だけれども
先生はこの時すでに、アドラー心理学を勉強されていて
「必ず何か出来ると考える」という表現は
今、思えば、アドラー的な言葉だったなあと思います。