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大人のおけいこクラブ第26回報告~「夜のママ2人に聴く男ゴコロQ&A」 2015年12/19開催~

クリスマスに湧く12月の土曜日の午後3時、

街中のビルの一角に女性の姿が次々と消えていった・・。

ドアには「樹里杏」

じゅりあんと読み、盛岡の夜の業界では老舗といわれる名店。

いったい、午後3時に何が??

といったら、「大人のおけいこクラブ」でございます。

午後3時でも店内は夜の社交場

集まっているのは全員女性、その数16名

今日のお題は、

~ゆりこママ・ヒロコママに聞いてみよう「男ゴコロQ&A」~

そして副題が

「どうして男っていつまでも若い子が好きなのかしらね?」

・・思わず「どーよ!!」といってしまう。

そんな濃いテーマの話を昼の3時からやってるのは、

のびあのおけいこクラブだけでしょ ーー!

2人のママは

樹里杏 」のゆりこママに

 First (ファースト)のヒロコママ。


 

このときのルポはブログに書いてあるのでこちらを見ていただくとして。

(いやはやホントこの日は一気にテンションあがりましたわ。)

http://ameblo.jp/novia-jyosi100/entry-12108234340.html

 お題はワイドショーみたいだけど

いたって中身は真面目。

話す方も聞く方もほんと真面目に聞いてました。

 

いやー、2人ともかっこいいんだ。

それぞれ大変な状況を経験しているのだけど

「逃げてない」のだ

そして2人とも

「うまくいかなくても何でもすべては自分」と

これまたさらりと言う。

 

そして立ち位置がセラピストなんだなあ。

「ひたすら聴く、大変だったね、よかったね」と聞く。

西に仕事がうまくいかないサラリーマンがあれば

「結局、解決なんてできないから。でも言ってスッキリしてもらえばね」

といい、

東に離婚したいという奥様があれば

「 経済的にはやっぱり苦労するんだから。旦那はATMだと思いなさい」という。

ひとつ対照的だなあと思ったのは

「店で働く女の子が休みたいと言い出した時の対処」

彼氏が出来るととにかく休みたがる・・のはよくあることだそうで

なんだかんだと理由をつけるそうだ。

ゆりこママは「嘘だなとわかっていてもある程度までは騙されたふりをする」といい

ヒロコママは「どうせ休むって決めたら休むんだから正直に言ってよね」というのだそうだ。

このあたりはママの性格なのかなあ?

 

男女共働きがあたり前になってきた昨今

「2次会は聞き上手のママのいる店」に行くという楽しみが

女にあってもいいよね。

 

 

※のびあの会員証提示の特典はこちらをご参照ください。

 樹里杏

https://www.jyosi100.com/?p=5735

first

 https://www.jyosi100.com/?p=5603

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「本気女子の営業セミナー」~2015年10/3・11/7・12/5開催

このセミナー開催のきっかけは「ワークライフバランス」でした。

思えば2013年に太田彩子さんの出版記念講演会を開催してから、

「女性というのは人生のその時々で働き方が変わる」ということを

私自身も実感してきました。

共働きがあたり前になってきたとはいえ、育児や介護ではどうしても女性の方が

離職しやすい。

 

「私生活も仕事もどちらも大事。

キャリアを中断することなく働き続けることができる方法はないものか?」

と考えたとき「営業職、セールス」が浮かびました。

それなら、会社員時代も含め、26年営業の世界に生きてきた自分の経験を

役立てることも出来そうです。

そして、ホリエモンがアドラー心理学を称賛しているという記事を読み、

「営業+アドラー心理学」のコラボで進めることとし、

アドラー心理学の担当を千葉悦子先生にお願いしました。

また、よりゆったりとした環境で参加していただくために

会場を北ホテさんで、昼食はたっぷりと1時間とり、毎回、豪華な懐石弁当としました。

男性が主催したセミナーへ参加すると「昼時間はわずか30分」というのがよくありますが、「詰め込まれた感」があり私自身、苦手だからです。

気分転換をするにもまた午後から集中していただくためにも

昼時間と適度な休憩時間って大切なんですよね。

 

さて今回、セミナー名に

「本気女子」と「本気」をつけたのには理由があります。

世の中にはいろいろなセミナーに出るけれども、「聞くだけの人」が
たくさんいらっしゃいます。

「いい話を聞いて自分の人間性が高まった」と勘違いする方です。

また「変わりたい、仕事したい、生き甲斐が欲しい」と言葉ではいいながら

本音はそうではない方々もいます。

この方々をふるいにかけたいと思いました。

それがわざわざ「本気」とつけた由縁であり、

受講料単発で12000円、3回コースで30000円にした理由です。

東京では珍しくない受講料でしょうが、

岩手で女性をターゲットにしたセミナーとしては高額です。

結果は大正解で、たいへん意識の髙い方々や

すでに指導的立場にある方々に参加していただくことができました。

午前中は毎回テーマを決めて

私、高橋と千葉先生からレクチャー

午後は体験談をお願いしました。

私が拘ったのは

「どちらかといえば口下手でおとなしい方」の体験談。

なぜかというと、「口から生まれてきたかのような方」ですと

「この人だから出来る」と思ってしまうからです。

ワークライフバランスのための営業職なので、ある意味では

誰でもできるノーハウでなければ意味がないからです。

この人選が本当に大変で、方々へ情報提供をお願いしたところ

第1回目は住友生命紫波支部長の村上幸子さん 

第2回目はアロマセラピストの武川千絵子さん に

お願いすることが出来ました。

「1対多数は苦手です」といいながら村上さんには

シングルマザーとして飛び込んだ世界で

「1日何回くるの?」といわれながらも県庁へ足しげく通った新人時代、
「遠征費をどうやってねん出したのか覚えていない」という

娘を国体スキー選手に育て上げた経緯をお話しいただきました。

また武川さんは

「セラピストとコンサルタントは違います。

セラピストはお客様の話を聴いて整理してあげるのが仕事

コーチングやアドバイスをするのは自分が満たされてないセラピストです」

と冒頭でお話され、個人的にはこのひとことは目からウロコでした。

たしかにすぐコーチングしたがらるのはその方が楽だから、心地よいからであって

実際は最後まで話を聴くことのほうが大変です。

営業も同じで「今の時代、話したいのはお客様」

お客様が自分の話をいいきってからその方にとって最善の提案をするのが

営業で、途中で遮ると物は売れません。

逆にいえばそこまで信頼して話してもらうことが大事です。

 

単発受講の方、3回受講の方あわせ17名の方々に参加していただきました。

各回20名を目標に開講したので、数という面では課題がありましたが

受講者の方々のおかげで質の高い、いいセミナーを開催することができました。

またこの営業セミナーの「営業」をしながら気付いたことも多々ありました。

たとえば「女性営業」といいながら実態は

「男性営業職がとってきた予約のお客様にショールームで接客するだけ」という企業の問題です。

女性のほうが社交的であるのに「いまだ女性を営業補助としてしかみていない」というのは会社として損失だと思います。

また行政や求職者にかかわる方々の参加がなかったことも残念でした。

行政は事務職ではなく、その市町村の最大のセールスです。
観光や商工以外でも、住民票を発行するような窓口業務の方でも基本的には

その市町村に住んでもらい、あるいは旅行者から特産品を買ってもらったり、

泊まっていただくなかで、お金をおとしてもらい、

住民という顧客の満足度を高めること。

またハローワークのような求職者支援に関わる方、

おそらく求人数としては数多い営業職の魅力を体験せずに
どうやって仕事のお世話をするのか?と思います。

 この方面の職種の方々に「本気女子の営業セミナー」の魅力を

お伝えできなかったのは私の力不足だと思っております。

 

サッカーの本田選手ではないけれど

「最終的には個の力」

これは研修中に自戒を含めてお話したことですが

「本業でお客様に尽くすのはあたり前で、本業以外のところで尽くすこと」

が大事だと思います。

そういう意味では、本業ですら尽くさない我儘な個人事業主は論外です。
たしかに「わかるやつだけわがればいい」のですが

傍から見てどちらがお客様なのかわからないような接客態度は問題ありだと思います。

 

今回受講された1期生の方のご意見も伺いながら、また来年の春以降に

2期生の募集をし、「誰でも出来る具体的な営業ポイント」を伝授するセミナーを

開催できればと考えています。

そして、営業成績があがることはもちろん、

私生活と仕事とをバランス良く生活する

ワークライフバランス実践者のお役にたてればと思っています。

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ビジネスセミナー「南部美人が世界のsakeとなるまでその広報戦略」~2015年11/26開催

「南部美人の社長の講演会をあさ開の蔵でやりたいんです!」

という唐突な申し出に「おもしろい!」と即決してくださった

㈱南部美人の久慈浩介社長と

「真樹さんらしい大胆なアイデアですね」と快諾してくださった

あさ開直営店、ステラモンテの岩井花店長のおかげで開催できたセミナーです。

月末のお忙しい時期にもかかわらず36名の方々にご参加いただきました。

久慈社長とは第1回目の「日本酒入門」の講師として

2011年11/28にお会いして、実際に会うのはこの時の打ち合わせ含めて4回目。

今回は、「南部美人が今や世界の26か国で飲まれるようになるまで」

その広報戦略をお話いただきました。

会の様子については先に書いたブログ記事があるので

そちらをあわせてみていただくこととして

http://ameblo.jp/novia-jyosi100/entry-12100462303.html

打ちあわせ時に伺ったお話もあわせて

ここでは「世界進出のための要点」をまとめてみたいと思います。

 

 

①最初から世界進出をめざしていた

検索していたら次のような記事を発見。

http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20131124-00000001-wordleaf-nb&p=2

これにあるように

当初、久慈社長は家業を継ぐ気はなかったとのこと。

転機は高校時代の留学。ホームステイしたお宅で

「教師などだれでもなれるがジャパニーズワイナリーの跡継ぎはお前しか出来ない」

といわれてから。

そしてNYのエンパイヤーステートビルで夜景を見ながら世界進出を決意する。

そして1997年 海外進出を目指すいくつかの蔵元と「日本酒輸出協会」をたちあげる。

当時は、国税庁に「輸出=国賊」扱いされたそうだ。

逆風のなかでの海外進出、

追い風となったのは北米の健康志向と「和食ブーム」だそうだ。

※詳細はこちらのHPをご覧ください。

http://www.nanbubijin.co.jp/tsumikasane/challenge/

 

②取材されるような絵になる演出を必ず行う。

たとえば日本酒の樽をイベント会場に積み上げる

これでメディアの取材がくる。

そしてイベント参加者はその前で写真を撮り、SNSに投稿する。

今でも必ず南部美人と書いた法被をきてイベントには参加するそうで

自らを「広告塔」と言い切り、パフォーマンスに徹する。

とはいえ、パフォーマンスだけではなく、日本食レストランを地道に営業する、

という足で歩いた営業もしている。

実は北米進出時に尽力してくれたのは、岩手県人会の存在だそうだ。

県人会の他、盛岡一高出身の外交官や西欧でも岩手出身のレストランオーナーなど

さまざまな岩手県人の力を借りたらしい。

「“願わくば、われ、太平洋の橋とならん”といった新渡戸稲造精神が

岩手県人には流れてるんですね」

 

③郷に入っては郷に従え~異国だからこそ現地にあわせる部分はあわせる

ブログに書いたのだが、北米の高級和食店の日本酒ソムリエから

「1本20万の日本酒を納品せよ」といわれる。

が、そんなに髙い酒はない。
そのときはたまたま蔵に保管してあった20年前の酒を古酒として納品。

「日本酒はワインの感覚」という現地の感覚にあわせ、今ある資源で対応している。

また、「ナンブビジン」と発音できないアメリカ人に“Southern Beauty”

と直訳。しかしこれが受け入れられた。

日本の文化と伝統を異国にそのまま押しつけるのではなく、あわせる部分はあわせる。

この柔軟さこそ、世界へ出る際に必要なものなのだと思う。

 

④「飲んだときに笑顔あふれる太陽のような酒」を実践する広告塔

 アパホテルの社長、サッカーの中田英寿、武蔵丸親方・・・

久慈社長のフェイスブックを見ると、世界中から名立たるVIPが

岩手県二戸市におりたち、蔵を訪れている。

この人脈は、普通ならば名刺交換をしただけの出会いすら

濃く太い人脈に変える魅力を久慈社長が持っているのだと思う。

その秘訣はきっとこの笑顔だ。

自らを広告塔といいきる社長は「飲んだときに笑顔あふれる太陽のような酒」

そのものを常に実践しているのだと思う。

 

⑤最初にやる、そしてリスクもすべて受け入れる

震災後に「被災地のお酒を飲んでください」と訴えたYoutubeの動画は

多数のメディアで取り上げられた一方、批判もあったそうだ。

しかし「その道を歩きだしたんだから、堂々と胸をはっていい続ける」というぶれない信念がある。

NHKの「あさが来た」でいうところの「first penguin」=先頭に立ちリスクを取る人

なのだと思う。なお、講演ではふれられなかったが、せっかくリキュールで勝負したにもかかわらずの宗教上の壁に阻まれて泣く泣く徹底したこともあるそうだ。

 

 

そして

この11/26のビジネスセミナーの縁で、その後、すぐに

二戸市に久慈社長を訪問したグループがあり、こうして㈱のびあで企画したセミナーを通じて横に広がっているのも主催者として嬉しいことです。

「広報戦略」や「SNS」に限定して行っているビジネスセミナー、

来年も不定期で開始していきたいと思っています。

 

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大人のおけいこクラブ第25回報告~「マスキングテープ」 2015年10/25開催~

お題は「マスキングテープ」です。

といっても文房具としての使い方ではありません。

実は、弊社の協賛加盟店になっている

㈱タカヤさんが手がけるマンションリフォームの見学会に行ったとき

トイレ壁面に大きく描かれた絵をみてびっくりしたのでした。

 

聞けば「マスキングテープ」というではありませんか!

「はがせるので自由な発想で模様替えができるんです」という

インテリアとしての技を聞いてみました。

 

 教えていただいたのは㈱タカヤの若きインテリアコーディネーターの

福地美緒さん

 

なお、福地さんの他にも、㈱タカヤのライフデザイン室には
たくさんの女性インテリアコーディネーターが活躍中です。

こちらに詳しくありますのでご覧くださいませ。

https://www.facebook.com/reforco.takaya/?fref=ts

 

さて、数あるマスキングテープの使い方でびっくりしたのが

「30㎝幅のあるテープ」

さすがに30㎝となると業務用で壁紙メーカーで発売ということですが

一般用でも15㎝ぐらいならあるんですねー。

会場でも、30㎝幅のテープをそのまま柱に張り付けるという方法を

といりれておりましたが、この日、同行のお子様の子守に夢中で

写真をとりわすれるまたもや失態・・。

↑「子守担当に、保育士志望の次男も助っ人に」の図。

ええ、家内制工業で㈱のびあは営業しております。。

・・・というわけでせっかくショールームにあった技の数々がないので

一例としてこちらのネットを見てください。  

 http://matome.naver.jp/odai/2141532684044570201

 

こうしてみると、もはや用途は壁紙そのものだったりするわけですが

「水気を含みやすい場所や冬場の結露は

どうしてもはがれやすくなりますのでご注意ください」とのことです。

しかし、この「すぐはがせる」のもテープならでは。

季節に応じた大胆な絵柄も飽きたらはがせばいいわけで

お子さんと一緒に今流行のDIYなんかに最適。

 

会場では、オーナメントやステッカーを作りました。

(うう、写真がないのでネットからの拾い画像です。)

布地だと、重さがあるぶん、色の組み合わせをしないと

どうしてもチグハグな感じになりますが

テープの軽量感か、拘りなく作っても様になります。

 

「自撮り」に続いて無心になって作る参加者のみなさま

子守部はそこそこ疲れましたが、この「親子参加」といいながら

大人の方がが夢中になる物づくり

「無心になるシリーズ」として新たにシリーズ化してみようかな?と検討中です。

 

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陸前高田ベルコン見学ツアー~2015年9/5開催

9/5の「陸前高田ベルコンツアー」報告です。

県外参加者9名様を含む31名の方に参加していただきました。

このツアー開催のきっかけになったのはこちら

4/11に開催された「復興ドボクツアー」

http://ameblo.jp/novia-jyosi100/entry-12014304046.html

県外に住む「重機・工事現場・廃道」のマニアの方々のツアーです。

これまで 

  
 被災地へ人は呼びたい
   ↓
 でもいつまでも、ボランティアツアーでは人は来てくれない。

   ↓

 久慈には「あまちゃん」ファンが毎年通ってくれる

   ↓
  今の陸前高田はなんだ? 何がウリなんだ_?

 
 
そこで経験したマニアと呼ばれる方々のツアー

ほんとにマニアックなツアーではあったけれど

「そうか、このテがあったか!」と

私にこれまでの観光のあり方を大きく180度転換させてくれました。

さて、ツアーの概要については最初にこのツアーに申し込みしてくださったAさんが

詳細にブログに書いてくださいました。

http://blog.goo.ne.jp/lotus045/e/cdcaa8029a595d3021fab531a258695f

 

 

実は開催数日前に

今回お世話になった陸前高田まるごと協議会さんから

「定期点検の日が実は急きょこの日になってベルコン動かないんです」との連絡が入りました。

「ええーー!ベルコン動く最後の土日ということでこの日にしたのに」と思いながら

バスのなかでその旨、お客様に謝罪をしてきたのですが

キセキはおこる・・・。

なんと、「点検が午前中で終わったので」ということで

私たちが三鉄南リアス線をのり継いで陸前高田へ入った昼から

工事を再開させてくれたのでした。

やった!

 

現地でガイドのカワハラさんと合流し、広田半島へ。

カワハラさん、真鍋かおり似のスレンダー美人の方ですが

被災者で、避難所暮らしも経験されています。

そのカワハラさんの案内で、広田半島のとある民家で昼食。

震災の日、広田半島へ渡る道路が寸断され、「陸の孤島」といわれた広田地区。

しかし、ラジオは聞こえていたといい、「生きてるぞ~」と皆で話したとか。

また、浜が忙しくなると買い物にも行けなくなるので

「ちょうど買いだめをする時期だった」とのことで、

「どの家にも比較的食料があった。不幸中の幸いだった」といいます。

気仙大工の技がつまったこのお宅でそんな話を聞きつつ

おばあちゃん、お母さんが準備してくれたお昼をご馳走になります。

そして記念撮影

そして一行は陸前高田市内へ戻り

この巨大工事の司令塔である現場事務所へ。

今回のツアーでどうしても見てほしかったのが「震災前の陸前高田の映像」です。

震災後にはじめてこの街を訪れた方々は、

「最初から巨大な造成地がたつような空地だったのでは」と思いがち。

でもここに駅があり、学校があり、商店があり、

人々はあの瞬間まで普通に暮らしていたんだ・・ということを見てほしかったのです。

そこで、現地ガイドの方にお願いして映像を集めて座学をしていただきました。

 

座学後、工事事務所のま向かい、ベルトコンベアーの出発点へ。

すぐ裏の120Mあった山を45Mまで切り崩し、破砕し、

土砂を全長3キロに渡るベルコンが市街地へ運びます。

 

3キロ先には100台近くの重機、

こちらは米沢商会さんの事務所、

この屋上で米沢社長はたった一人、救助を待ちました。

その米沢商会さんのビルの裏手には新たな市の中心部を建設中。

工事現場にも特別に入れていただきました。

記念撮影したこの地にはショッピングセンターがたつ予定だそうで

工事は2016年から始まります。

最後に一行は、タピック45へ

このいちばんてっぺんでは

3人の方が救助を待ちながら一夜あかしました。
どんな想いでその長い長い夜を過ごしたのか・・・・

 

こちらは今回のツアー参加者で最年長のおばあちゃん。

2012年に行った第1回目の復興応援バスツアーにも参加していただきました。
お元気でこうしてまたお会いできたことが嬉しかったです。

 

今回のツアーに参加してくださった方々は

・岩手が好きになった方

・岩手内陸部へ住む方

・重機マニアの方々

・自らも被災され、仮設へ住む方

といらっしゃいます。

実は、前回、訪問したとき、工事現場の方々は

「本当は現地の方にも見ていただいて

将来ここがどんな街になる予定なのか見てほしい」といってました。

ご本人に感想を聞くことは出来ませんでしたが、そういう意味では

少しでもお役にたてたかと思っています。

 

そして重機好きの方々も100年に一度の大工事の様子をカメラに収めつつ

「震災前は陸前高田という名前すら知らなかった。

けれどこの街の行く末をまた見届けたい」と言ってくださいました。

来年あたりからは少しずつ、宅地も分譲予定とか

次回はまた違う景色の陸前高田を見るツアーを開催したいと思います。

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