いままで私もいろいろなセミナーを受けてきたと思うのですが、
要旨をまとめると
①人はみな悲しいほど自己中心的で、自分の話しは7割方伝わっていると思ってるけれど、..
実際は、2割ぐらいしか伝わっていない
② 相手と自分が同じものをみているようでいて、
片方は象のしっぽを見ていて、
片方は象の鼻をみていて話している場合が往々にしてある。
③だから
「今、しっぽをみてますよね?」とか「鼻をみて話してますよね?」という
共通のフレームの確認作業が必要なんだそうです。
細谷先生は東大工学部卒でもとエンジニア
なので考え方が理系というか分析が的確で
淡々とした話のなかに惹き込まれてしまいます。
細谷先生がこの結論にたどりついたのは
ビジネスコンサルタントの会社で仕事するようになってからだそうで
「同じ案件について話しているはずなのに
なぜこうも話が通じないのか?」と思ったその経験を元に書いたそうです。
同じ象をみているつもりでも、
それぞれのフィルターがかかり、
象が「像」になっちゃって自分の意見が正しいと主張してしまう。
切り分けてみたら「ここまでは実は同じだったね」っていうのがあるかもしれない。
だからある意味では
最初から「ギャップがあって当たり前」という認識もって話すことが
大事なんですよね。その冷静さというか。
こうして半年前のことだけど
そのとき頭であれほど納得したのに実践できてないないですね。
いずれ感情的になった時点で
→「相手はわかってくれるはず」
という思い込みがありますもんね。
こちらは当日の本&受付をお願いしたお2人とさわや書店の栗澤部長です。
苦手な配線関係とプロジェクターも
参加者の恵里さまにお願いしちゃいました。
そして
場所を変えて、著者、出版社の方を囲んで希望者での懇親会
思えばこの会が縁で、親しくなった方がたくさんいらっしゃいますね。
そう思うとこれは記念日だわー。
東京の亜紀書房さまにも大変お世話になりました。