「あなたの知らない俳句の世界」終了報告~2025年2/15開催

タイトルは「マツコの知らない~」の完全パクリです。

テレビ「プレバト」の俳句コーナー好きの私、かねてから初心者向けの俳句講座をやりたいと思っておりました。
とはいえ、「作る」となると0から1にいくのはなかなか勇気がいるもの、
そこで番組でいう「この句の評価のポイント」を解説してもらうような鑑賞の会をまずやってみようと。

講師をお願いしたのはこの方です!

岩手日報文化部の戸舘大朗さん。

実をいうと戸舘さんと初対面したのは10年前の陸前高田なんです。
まさか10年後に「俳句の件でご依頼するようになるとは、、、」
↓この時、偶然、高田一中に別件で取材に来てたのが戸舘記者です。

 

 

参加の敷居を下げたいなというのがあり、
句会とは真逆?の会場にしました。
大通にあるスポーツバークロスヒートです。
いつもはサッカーやバスケが映し出される店内のスクリーンに

 

今日は俳句です。

↓この写真だけ見るとカラオケ歌っているかのように見えますが俳句の解説をしております

興味をもっていただくことが目的の会ですので

数多ある名句のなかから
4つに分類をお願いし、翻訳と「この句の評価のポイント」を
解説していただきました。
●きれいな句
(プレバトでいえば梅沢さんとかキスマイ横尾さんかな?)
●かっこいい句
(同じく、千原ジュニアかな?)
●面白い句
(同じく、フルポン村上かな?)
●わからない(けどすごい)
(これは東国原さんよね、、、)
 
 
戸舘さんからは、全部で30句をご紹介いただきましたが、
主催者の特権で、私が「いい~!!」と思ったものを載せます。
 
 
●きれいな句

これ、すごくないですか?
情景でいったら、「私が今、葱を刻んでいます」だけだよ。
葱をひかりの棒なんて、思ったことねーだよ。

 

●かっこいい句

これまた、針葉樹が等間隔で並んでいる情景を
詠んだ句でしょう?
なしてそこから行間がでてくるだーー?

 

●面白い句
オノマトペのイメージ。。。でしたが

想像をはるかに超えておりました。

なに、この早口言葉みたいな句は?
上から読んでも下から読んでも山本山か?→これ知ってる人は同年代なり。
しかも全部、漢字とは……

 

もうひとつ

この毒舌句、いいのかーーーー!!

面白い。こういうのアリなんですねぇ。

 

もうひとつ「面白い」のを

これって、サラダ記念日的よね、、、。
越智友亮さん、「好きかも」と思って、検索したらもっと面白いのがありました。

「草の実や女子と普通に話せない」

中2病か?
上五と以下が全く関係ないけど、私は好きです。

 

●わからない(けどすごい)

わからないですよね。
謎ですよね。
ファンタジーなんだけど、でも胸がキュンとする句。

ちなみに、調べたら、先ほどの越智友亮さんの師匠が
池田澄子さんらしいです。

 

これも謎なんです。
逆説的に見ると「60年前、私は少年だった」なのか?
そこにいる少年に語り掛けているのか、、、

でもまさに
「わからないけどなんかすごい」

そして戸舘さんいわく
俳句はこのように「写生句」「感覚・観念の句」「想像の句」にも
分類されるそうで、
初心者は「写生句」からやってみるのがよいそうです。
 

 

そしてここから、劇的添削コーナーです!

戸舘さんの俳句です。
師匠の白濱一羊先生が劇的添削~!

いや、でも戸舘さん、すごすぎないですか、、

「とろりぽたんと」ってここで7文字使う勇気とその表現力!!

白濱先生は
「とろりぽたんと」で時間が過ぎて溶けていく様子がわかるので
「わざわざ時は過ぎ」は要らないと。

この5音削って、場所をいれてよりリアルにしていく。
たしかに俳句って17音しかないから重複する表現を削る、

そこに違う情報をいれる、、プレバトでいってるのこれですな!

 

そして、俳句歴3か月の私の句も、、、

ここまで名句が続いたあとで恥ずかしいったらありゃしない。

ちなみにこれはプレバトのお題が「フライドポテト」だったときに作った

句です。

最後に、岩手日報で戸舘さんが担当している誌上俳句大会の入選句と
戸舘さんの自薦句を紹介していただきました。

 

この10句のなかにも

理由はわからないけど、「この句好きだなあ」っていうのがありますよね。
ますはそこからなのかな?と思ったら
戸舘さんもこのようにお話しされておりました。

 

さて、今回の「あなたの知らない俳句の世界」
全くの初心者チーム9名と、経験者チームと

お席を分けてみたのですが、あとで写真みたら、面白かった。

こちら経験者チーム

めっちゃメモしている!!

対する初心者チーム

圧倒的に「プレバト見てる人」状態
良いのです、良いのです。

 

しかし、終了後、初心者チームのなかにも「次は作ってみたーい」という方も
いらっしゃり、
なにより、私自身、かなり面白かったので、半年に1回ペースでやりたいなあと思っております。

次回は「自作含めて自分がよいと思う句をもちより会」でもよいかもしれませんね。
それなら、作りたい人は作ればよいわけで。

講師を快諾いただいた戸舘さん、
ご参加いただいた15名の皆様、ありがとうございました。

私は池田澄子さん、越智友亭さん、山口優夢さんの句集、買ってみようかと思ったりしてます。

 

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滝沢市商工会会員企業試食会~2025年1/19開催

1月はこのお仕事の準備をしながら、やっと動きだしました。

今年で3回目の開催となります。

※2024年の様子はこちら

https://ameblo.jp/novia-jyosi100/entry-12843230592.html

 

今回、巷ではインフルエンザが猛威を振るっている時でしたので
きっと欠席があるだろうと
消費者モニターさんを多めに依頼したのです。

そうしたらなんと当日、ご欠席は1名のみで

免疫力最強の20代~70代まで23名の方々にお集まりいただきました。

試食会の場合、

「好き嫌いがなくなんでも食べてくれる」ことと
当日、病欠がない

がいちばんなので、今回のモニターさん方は
みなさん優秀でございます。

 

今回は4事業者の商品を5品、試食し、
WEBアンケートで入力していただきました。

最初に事業者さんから商品説明をしていただくのですが
これをとても大事にしているのです。

 

というのは、小売業の方は直接、お客様と話する機会がありますけども
卸し専門の方ですと催事の時ぐらいしかないんですよね。

今回は、当日、予定外の商品が1品増えるという「じぇじぇじぇ!」がありましたが
なんとかそれにも対応し、
その代わり、写真が少ない、、、

 

試食会終了後は3人の方に追加インタビューを実施し、
「なぜそう思ったのか?」を深堀してまいります。

そして、翌日からほぼ引きこもり状態となり、
報告書を完成させます。

全部で58ページもの大作、、、

おかげさまで1/30(〆切の1日前)に無事納品できました。

 

というわけで、無事に任務完了したことで
また数日、呆けており、気づけば2/17のUPです。

会員企業のみなさま、試食会にご参加いただきました免疫力最強の
23名の皆様、ありがとうございました。

 

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第70回大人のおけいこクラブ「スナックへいこう」終了報告~2024年12/21開催

私にとって12月といえば
「人間ドック」とこの「スナックへいこう」

「大人のおけいこクラブ」という「女子限定」という条件がついたイベントでは
70回のうち12回がこの「スナック」編です。

今回の会場はこちらのfirstさんです!

盛岡市中央通 2丁目1-5 SNI EASTビル3階

ママのご厚意で開店前の15時~18時まで
お店貸切でパーティーするのです。

いつも「お酒、おつまみ持ち込みOK」にしていただいてて

 

まだ3人しか来てない段階でこのお酒の量はさすが。
最終的にはこれにワインが2本とビールもあったような。

(株)のびあからはジャルディーノさんのピザを3種類提供
↓カルボナーラの玉子が横から落ちそうになってあわてて中央に戻す図

さて、そんなこんなでぼちぼち集まってきましたので
「カンパーイ」

。。。とほぼ同時に歌が入る

今回は「みぽりん追悼特集」からスタート

追悼にみえない写真ですけども。

HIROKOママはすごく遊び心のある方で
今日のために準備してくださった
「特設ステージ」

ステップ台に電飾!

スピーカーも特設のを借りてきてくれました。
何度も位置を調整してくれるHIROKOママの趣味は「ライブ」と
家の模様替え。

「スマホ忘れて一回、家に戻りました」というのびあのアイドルが歌うのは
アイドル
手前は滝沢市のラスボス???Tさん。

こちらは先日、推しのライブに2日間、東京行ったYさん

今回、お初参加の奥州市から来てくれたHさん!

Hさん、声の感じが薬師丸ひろ子なので、

このあと「セーラー服と機関銃」を歌っていただきました。

奥州ポテトに三代杉のお土産にみなテンションあげあげ↑
銘菓です!

奥州市はおいしいお菓子多いと思います。

↓「スナックへいこう」テーマソングの「女々しくて」

これの1回目、入るの早かった

まだ、ウォーミングアップ中よお、、

といいながらこのテンション

この曲が入ると、みんな勝手に動くんですね。

今回も民族の大移動が、、ありました。→わかるやつだけわかればいい

飲んで食べて歌って踊る

昼酒がきいてきた私、
後半になるとアルコールがまわり、写真がありません。

気付けば18時などまわり、1時間オーバーの19時

20時にはお客様が入るのでみんなで後片付けます。

この日、「女々しくて」は3回歌ったと思います

この写真は座ってますけど、もちろん全員立ち、
右から左へ、奥から手前へ、はぁはぁいいながら移動するし、跳ねる。

二次会にはわたし含めて4人

22時には解散し「よいお年を~」とご挨拶しながら

帰路につきました。

 

参加者がいつもより少なめの7名でしたので
次回は夏にビアパーティーもいいかも。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

そしていろいろ趣向考えて準備してくれたHIROKOママ、

おもてなしをありがとうございました。

ところで1次会だったか2次会だったかで

「アイドルってピンだったのに

いつから大人数になったのかなあ」という私の問いに
「そうねぇ」といいながら答えを聞いた気がしないのは
みんな酔ってたからですよね。

 

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(株)のびあ15周年記念「牛窪恵氏講演会」終了報告~2024年11/14開催

私にとって2024年最大のイベントが終わりました!

本当は2020年の10周年でお呼びしたかったのです。
それがコロナ始まってあれよあれよと2024年

 

ようやく実現した牛窪さんの講演会です!


これは冒頭の私の挨拶でもお話ししたのですが
2010年起業した年の10月

岩手日報主催の牛窪さん講演会がありました。
共同通信に連載していた牛窪さんのコラムが面白くて参加。
その時、私は
最前列の中央に座り、後半の5分は話も聞かずに「何を質問しようか」を考えて座っていました。
だいたい講演会というのは話が終わって質問2個ぐらいとるんですよね。
そのあとは主催者がしゃ~と素早く会場から連れ出しちゃう。

 

なので、「こいつ出来るな」という質問をして
私という爪痕を残さなければと!

 

、、、で、その日のうちにTwitterで牛窪さんに「今日、盛岡で質問したものです!」
と投稿し、相互フォローしていただきました。

 

その時の私のあざとさが15年後の講演会に繋がっているんです。
ナイス、15年前の私!

 

、、てなことを回想しているうちに会場に牛窪様、ご到着!

 

平和・とりょうタクシーの女性ドライバーさんの運転です。
この女性ドライバーさん、介護のために最近、帰郷したそうで
車内で「生まれ故郷で自分が暮らせることが幸せだと実感している」
という話、講演会の冒頭で牛窪さんお話ししてました。

 

↓2人ともいちばん美しく映っている写真をUPします

会場には90席を用意しました。

さわや書店のお馴染み、栗澤部長と
今日、カメラマンをお願いしたクロスヒートの柘植社長です

17:45に受付開始
今日はじめての方とは名刺交換

18:30主催者挨拶

あざとさが今日の講演会に繋がってますという話と
「地方在住、地方出身であることが不利益にならない
世の中、残したい」という決意表明です。

 

18:35に牛窪恵さん登場
もう、テレビでみるよりずっと「ほっそい」

 

「眠くなる時間帯ですけど飽きさせない自信があります!」
との言葉通り、なんとここから水も飲まずに約2時間
ノンストップでご講演でした

 

要旨を簡単にまとめると、、、

1. 男女雇用均等法が義務化された90年代から
女性が仕事にやりがいを感じるようになり、自分が稼いだお金で

美味しいものを食べたり、旅行に行ったりと好きなことをはじめた一方、
男性はバブル崩壊で自信を失っていた

2. それから30年たっても職場での男女不平等があり、

未だ「お茶くみや掃除が女性の仕事」だったり、時短勤務などにより給与の差がある。

3. そんな中で地方女子が首都圏に流出。
「やりがいのある仕事が地方にはない」といい、決して
「地元から離れたい」「東京に住みたい」が強いわけではない。

4. 2000年代から若者が変わってきた

「どうせ国も会社も守ってくれないんでしょ」で常にリスクヘッジ。

東日本大震災、コロナを経てプライベート優先、

仕事も消費も「意味や社会貢献」「ゆるく繋がる」を重視
会社選びも「社会貢献度」「育児休暇の取得率(男女とも)」
「社内に理想とするロールモデルがいること」を優先

5. コロナで50代以上の考え方も変わり、若者の価値観に近づいてきた

自分の達成感よりも誰かの役にたつことを重視するように変わってきた

これからは「競争」ではなく、「共創」へ

と無理してまとめるとこの5つかな?

これに結婚観「男性は女性に経済力を求め、女性は男性に家事力を求める」
というお話しもありました。

私ははじめて聞いた「ゆるブラ」に驚き。
最初 字だけ見たら下着かと思いきや、「ゆるくブラックな会社」という意味なんだそうです。

いわく、「長時間労働もないし、居心地はいいけれど、この会社にいても自分の成長はないと感じると
ブラックに思うから転職する」

離職を防ぐために会社は1対1のミーティングを定期的にする必要があるそうで
「最近どう?」という感じで「ここまで出来るようになったよね」という成長や成果を

本人に確認してもらうことが必要なんだそうです。

そういえば昨日、以前にご相談した公的機関から
フォローアップと称してお電話がきたのですが
「最近どうですか?」でしたね。
これなのか。
現在、ひとりで仕事している私からすると「はぁ~」とため息しかでませんけど

思い返せば離職率の低い会社はたしかにこれやってんなあ~と思いました。

 

↓コーフンすると早口になります
と仰せでしたが、コーフンすると画面に近づく牛窪さん

もう久々に大学の集中講義を聞いたような時間で
あっという間の2時間!!

2時間のなかで私が印象に残ったのが最後の質疑応答です

「少子化、少子化と世間からいわれるたびにプレッシャーを感じるという
地方女子への解決策はあるのか?」と聞いた答えで
牛窪さんはひとつのエピソードを紹介してくれました。

 

ある番組でZ世代女子が

 

「結婚や子育てはエベレストに登ることぐらいに感じる。奨学金もあったりして日々、自分のことだけで精一杯」と。

 

そして「仮に頑張って登ったとしても頂上から見える景色が美しいとは思えない」

 

この意味は
つまり結婚や子育てを私たち大人が楽しんでいるように見えないと。

 

そっか、これ、地方も会社も同じだわ!

 

どうも「給与」「休日」などの待遇で「都会に追いついていけない」と
シュンとしているけれども

 

その前に、「岩手に住むこと」「この会社で働くこと、ここで生活すること」
を楽しいと発信することかーと。

 

「結婚っていいものだよ」
「子育てって大変だけど楽しいよ」
「岩手で生活するの面白いよ」

 

大人が「楽しい」と思わなきゃ、そりゃ、子ども世代が目指すわけないなと。

 

正直、ある程度のインフラ整備は必要だけど
決してそういう「条件」だけでない

 

もっとエモーショナルなことなんだ

 

「地方創生の一歩はまず住んでる大人が楽しむこと」
いやー、これがわかっただけでも開催して良かったです。

 

20:30の終了時間を越えていたので
居残れる方だけで記念撮影しました。

22才から60代までご参加です
そして本買った方へのサイン会と続き、
後日、牛窪さんからも
「いつもは私、講演おわるとさぁーと帰ってしまうんですけど
今日はいろいろな方とお話しできて、楽しかったです」といっていただきました。

 

ご参加いただきました89名の方々、、ありがとうございました。

これっきりにせずにこの時のメンバーで何か地方創生のために何かできないかな?と
ちょっとそんなことも考えたりしています

 

↓手伝ってくれたスタッフのみなさんです
15周年ということで中学の同級生女子有志と
コンディショニングの中田幸恵先生からお花いただきました。

ありがとうございました!!

 
 
<追記>
牛窪さんからサインいただきました

 

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天元ふみ東北巡礼ライブ終了報告~2024年9/15開催

前回、ふみちゃんが盛岡でライブをしたのは6/22

 

それからわずか3か月でライブをしたいというのは
ふみちゃんの希望でした。

前日、山形のオリハントでライブをするとはいえ、山形から盛岡への移動、
「東京から千葉にいくのとは違うのよ」という私に「行きます」と強い決意を感じたのは
7年前、「家ついていってイイですか?」が全国放送された時の反省があるからかな?と思っている。

あの放送を見て、天元ふみ(当時は雨本ふみ)のファンは全国にできた。
本人いわく47都道府県に各1名はコアなファンができたらしい。
私もその1人で2017年10月、2018年1月とライブした。

 

しかしその後、妊娠、出産、さらにはコロナとあり、ふみちゃんのステージ活動は実質休業状態。
「家ついバブル」の影響もなくなり、全国ににょきにょきと誕生したファンは
一部のコアなファン残して「他の楽しいこと」に移行してしまったのだ。

なので、
盛岡にしっかりと「天元ふみ」を好きという根を張りたい!
そんな気持ちが今回のライブにつながったのだと思う。
3連休中日での動員はなかなか厳しく、やっと10名を超え、15名を超え、
最終的には「天元ふみって誰?」の初見7名様を含む21名の方々に来ていただいた。

会場は松本哲也さんがオーナーのセンチュリー

 

今まで見てきたふみちゃんのライブで、
いちばん良かったと思う。
「行き当たりばったり」ではなく、
最初の1時間はコアなファンに向けたオリジナル曲を中心に
「百も承知のブルース」「強制終了」「散歩の途中で」いつもはアンコールソングに歌う「鉄砲伝来」も
1部の最後に披露
2部は「笠木シヅ子」「戸川純」をいれながらも
最近の天元ふみの曲を中心に。
語りもしっかり、いい意味で台本があったと思う。

 

そして、盛岡で初披露の「搾乳ブギ」
♪20分絞って10cc~

とコール&レスポンスする歌。

本人いわく「職場のDIVA」と並ぶ名曲には「わかる!」
これ、痛い思いをして出産し、そこで「終わった」と思っていたのに
そこからがさらにさらに始まりということ

そして
女性の胸が姓や美しさの対象ではなく、食糧、ひたすら乳を出すホルスタイン、
であることを要求されること などを歌ったものなのよね。
個人であるより何より職業「乳人」であれと
搾乳することが仕事になった自分を

 

いやいや聴いていて思わず、乳がはってきそうな名曲でした。
これをブギにしちゃう天元ふみ、やっぱり凄いし、好き
これのPVってどうするのかしら
そして
孤独死を歌った「三途の川は背泳ぎで」
愛娘のあーちゃんがつけたという「いっちゃいけないお約束」などなど
新たな天元ふみワールドでした。
以下、本人の投稿から引用
私は
人生のハイライトに残らないような瞬間を歌いたいと常々思っています。
人生のハイライトに残らないような瞬間の蓄積こそ人生だ、と思っていますので。
盛岡初披露の「搾乳ブギ」ですが
出産の喜びや
初めて我が子を抱いた感動といった
メインストリームの陰に隠れた地味作業「搾乳」を歌いたいので作りました。
これこそ、ハイライトには残らない、残さない瞬間ですね。
「『女性の胸』という不可侵であったものが
ある日を境に突然『育児ツール』として扱われることへの戸惑い」などを歌いたいと思って作ったものです。
ただ、愚痴や母性賛美には絶対にしたくない。
経験者にしか通じない「あるある」にもしたくない。
ましてや
母乳育児推進ソングにも決してしたくない。
だってミルクだって牛のお乳で作られてんだから、結局みんな乳育ちなわけだし
AIに仕事盗られる盗られないの話をしているご時世に、未だ700万年前からのやり方で育つ育てるスケールのでかさへの敬服、みたいなものも感じるし
「我々は哺乳類」という「We are the world」ばりに分母のでかい歌にしたい、と思っています。

 
 
 

人生のハイライトに残らない時間、
1日たてば何したっけ?と思うような日常
今日も人はそんな毎日を生きている

 
 

やっぱりふみちゃん、凄いわ
これからも盛岡での自称タニマチでいたいと思った私
アンコールソングは「ガラパゴス」で
♪文系開花 の四字熟語を♪盛岡冷麺 ♪高橋真樹に
替えていただき、
9/15のライブは終了
近場の方も東京から初参加のお2人も仙台から来てくれた方も
山形からまさかの2漣ちゃんで来てくれた方も
どうもありがとうございました
松本哲也さんがしっかりPAを担当してくださったおかげで
そして藤原さんがしっかりカメラマンやってくださったおかげで
最高のステージになりました。
次回は
松本哲也さんと天元ふみのツーマンライブもありだな
と思っています。

 

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