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「盛岡さくら祭り中止」に賛成?反対?アンケート結果発表!

例年,岩手公園や高松の池で行われている「盛岡さくら祭り中止」を受けて,女子100人へ緊急アンケートを実施しました。

               期間 : 2011年4/6~4/11

               対象 : 弊社に登録している女子会員 及び,県内在住の女性あわせて100名

               調査方法 : 当サイトでのWEB調査 及びメールの調査

               回答者年齢 : 最少年齢18才,最高年齢70才


<回答者の年代>

質問   「盛岡さくら祭り中止」に賛成ですか?反対ですか? 



 「盛岡さくら祭り中止に賛成」の方へ。 その理由を教えてください。


以下,代表的な意見です

・被災地の県民として,知人に犠牲者のいない自分でも今は祭りで酒を飲みたいとは思わないです。(20代)

・同じ岩手に住んでいながら「祭り」なんて信じられません。(30代)

・今年だけは自粛すべきでは。花見の気分にはなれません。心から楽しめるまで自粛でよいと思います。(40代)

・酒造メーカーのやり方には賛成できません。内外の注目度を利用した商売と批判されても仕方ないと思います。被災者の心に寄り添うならば,花見に行こうとは考えないと思います。(40代)

・被災により,多くの方が亡くなり,不明者もたくさんおります。商売も大事だが,他の手段で経営改善を考えて頂ければと今年ばかりは思います。(50代)

・岩手は世界中,日本中から支援を頂戴している真っ最中。県庁所在地の盛岡市はいまいまは自粛すべき。桜まつりに捻出する人,お金を被災地支援へまわすべき。開催時期のタイミングが早すぎる。(50代)

・他県での開催はいいと思いますが岩手では今年はしない方がいい。誰かしらは被災に関係してるだろうし,心から楽しめない。(60代)


「盛岡さくら祭り中止」に反対の方へ。その理由を教えてください。


以下,代表的な意見です。

・みんなが元気になるために必要だと思う。(10代)

・北上もやるし,被災者のため中止というのは間違いだと思う。元気づけるためにも開催すべき。ずっと暗いままじゃいつまでたっても日本は変わらない。(20代)

・花見に行く,行かないは人それぞれ。あえて中止にすることはない。(30代)

・沿岸の支援を継続して行うためにも内陸部は元気でなければいけない。お祭りを中止して得られる事はあるのでしょうか? (40代)

・こんな時だからこそ,年に一度の花見で少しでも気持ちが前向きになればよい事だと思います。(40代)

・何でも自粛では経済がまわらず,結果的には被災者の方にも影響がでる。条件をつけなくても,節度をもった行動をすると県民を信じたほうがよいのでは・・・。(50代)

・家ではエコ,外ではお金を使って経済をまわすべき。でないとどこも共倒れになる。(50代)

・お酒はだめなどいってたら経済がまわらない。ふつうに宴会して花見すべき。縮小などすべきでない。(70代)


「盛岡さくら祭り」ある条件下で開催すべきという意見。開催の条件とは?

 以下,代表的な意見です。

・節電に配慮して,夜はやらずに昼間のみの開催がいいと思います。(20代)

・昼のみにすれば節電にもなるし,そんなに騒ぐ方もいないと思います。(30代)

・アルコール付きでのどんちゃん騒ぎは不謹慎かと。規制を設けて,桜を楽しむなら良いと思います。(30代)

・経済活性化のためには必要。でも期間を縮小するとか,北上のように被災者を招待するとか,被災者の支援につながるような形での開催を。(30代)

・賛否両論あると思いますが,消極的すぎると経済的によくない。しかし,例年通りお祭り騒ぎもどうかと。募金を行うとか,売る物を吟味するとか,節度あるやり方で開催すればいいのでは。(40代)

・ライトアップをやめる,支援物資を集める,復興応援祭と名前を変更するなどやり方を工夫して。全て中止は収入がなくなり,死活問題になってしまう。(40代)

・岩手は被災地であることをわきまえ,行政ではなく,復興支援したい民間機関で行えばいいと思う。(40代)

・祭りを強調するのではなく,癒しと希望を与えるための催しにしてはいかがでしょう?義援金の協力や被災地へ桜の木を送るための活動にするとか・・・。(50代)



_アンケートをとってみて

「盛岡さくら祭り中止に賛成?反対?」

女子100人に聞いた結果は,条件付きも含めて,さくら祭りを中止すべきではなかったと答えた方が91人でした。

しかし,「ある条件下での開催」と答えた37人の意見をよく見ると,「節度をもった」「ある程度の規制は必要」という実は「中止賛成」派に近いのではないか・・と思われる方もいらっしゃいます。

「心情的には宴会をするような気持にはなれないけれども,自粛自粛では経済が停滞してしまう。」

この想いこそ多くの方の本音であり,今後の祭りやイベント開催は「被災者支援につながるかどうか」を第一に考えなければならないのかもしれません。